「ストーリーが世界を滅ぼす 物語があなたの脳を操作する」(ジョナサン・ゴットシャル)
2023年 01月 25日
与党はもうメチャクチャでござりまするがな。
私たちは優れた物語へのあくなき欲求があり、その語り手に報酬を惜しまない。私たちの社会で最もあがめられ、地位の高いメンバーは、フイクションの作り手―スター級の作家、映画製作者、俳優、コメディアン、歌手だ。
これはずいぶん奇妙なことだ。私たちは自分の生活を支えてくれる人々―病気を治す医師、そもそも病気にならないようにしてくれている下水道技師、社会を運営してくれている政府職員、食べ物を作ってくれている農家、私たちを守ってくれている軍人に名声や富を与えていない。それなのに、ごっこ遊びの達人たち―いわば人前でおままごとをして人生を費やしている人々にとてつもない名声と富を与えている。
物語に没入するときは、知的な防御が緩むのだ。
イエスキリストの物語が最終的に勝ち残ったのは、地獄の描写に力があったのだ。
ストーリーには無視できない良い面と悪い面がある。
我々はストーリーの悪い面に、どう対処したらいいのか。
半分読んだ、あとの半分は入院してからだ。
月谷真紀 訳
東洋経済新報社
いつもより今朝は寒い栃木県小山ですがほぼ都会と同じ一寸、いつもより風の強い日です
応援してます。電池元気満タンになりますね。
風邪には気を付けて!
腕の良い優しい看護師さんたちに出会えますように^^
読書時間をたっぷり貰って。
一方で、政治経済の世界では、ストーリーは悪用されることが多いのではないでしょうか。これは困ったものだと思うのです。結果論的な、あと付け成功ストーリーも嫌というほど見せられてきました。