小山恵子さん
2022年 11月 17日
いつもより早い、三時過ぎに散歩に出て、駒沢公園に。




大きな樹が鳥のアパートになっているのか、次々に群れをなして舞い戻る。


場所割でもめるのか、いままで収まっていた鳥たちが一斉に飛び立つ。


投網をなげたように、上手に水をまいたように、ぱっと広がってしばしあたりを遊泳する。
シーツを広げる時のようにひるがえる、鳥のオーロラだ。
何百、何千、万はいないかな。
あれはヒヨドリか、それともムクドリか。
くちばしの色(ムクドリは黄色)なんてここからじゃ見えやしない。
鳥にも言葉があるって、日本の研究者が見つけたという。
彼らもなにかしゃべっているのか。
「あ~、くたびれた、さあ、寝よう寝よう」「明日も晴れるかな」「そう近寄るなよ、ソーシャルデイスタンスだぞ」「そちらはたくさん食べたかい」「イテテ、年のせいか、腰が痛むなあ」

シーツを広げる時のようにひるがえる、鳥のオーロラだ。
何百、何千、万はいないかな。
あれはヒヨドリか、それともムクドリか。
くちばしの色(ムクドリは黄色)なんてここからじゃ見えやしない。
鳥にも言葉があるって、日本の研究者が見つけたという。
彼らもなにかしゃべっているのか。
「あ~、くたびれた、さあ、寝よう寝よう」「明日も晴れるかな」「そう近寄るなよ、ソーシャルデイスタンスだぞ」「そちらはたくさん食べたかい」「イテテ、年のせいか、腰が痛むなあ」

日が落ちる。
さいごの輝きをみせる紅葉。

さいごの輝きをみせる紅葉。

せんじつまでのラーメンフェスタも終わって静けさを取り戻した公園、暗くなるとフォーチュンベゴニアがライトアップされるらしいが、僕はその前に引き上げる。


いつもの木も順調に紅葉が進む。


この角度からの樹々もいいのだ。


なにも遠出をしなくても、歩いて20分でこれだけ紅葉が見られる。


上野「みはし」のあんみつ。
東京駅名店街のリニューアルで、この店に出店してもらった(今でもあるかな)。
ちょっと奥まった場所だったので、思ったより売り上げが伸びなかったけれど、古くからのフアンも多い。

東京駅名店街のリニューアルで、この店に出店してもらった(今でもあるかな)。
ちょっと奥まった場所だったので、思ったより売り上げが伸びなかったけれど、古くからのフアンも多い。

あの頃、食の探求の先達だった小山恵子先生、中華料理漫画「鉄鍋のジャン」の原作者にして、微妙な味も見分けられる味覚の持主の完全主義者、名だたるシェフたちも一目置いていた。
そういうマエストロに特別コースを注文する勉強会で、もう限界というほど食べた後、「甘いものを食べないと、すとんと落ちないのよ」と、夜の上野を「みはし」を訪ねたら、もう閉店。
それでも、諦めないで上野駅構内で別の甘味屋をみつけて、やっと我慢した。
そういうマエストロに特別コースを注文する勉強会で、もう限界というほど食べた後、「甘いものを食べないと、すとんと落ちないのよ」と、夜の上野を「みはし」を訪ねたら、もう閉店。
それでも、諦めないで上野駅構内で別の甘味屋をみつけて、やっと我慢した。

骨だけのような細い体のどこにあれだけ入るのだろうと皆が、やさしく噂した。
「Nさんが、東京駅八重洲側の新しい鉄鋼ビルにディンタイフォンが出たから行こうというので、ご一緒しませんか」と電話があって、久しぶりに一緒に小籠包をいろいろ食べたのが最後になって、知らないうちに亡くなったと聞いたのが、もう三年前じゃきかないな。

飲食業子会社の調理師たちを指導することをお願いしたら、損得抜きで熱心に指導してくれて、試食する僕の顔色を探るようにみて、「ね、だいぶ良くなったでしょ」、「うん、これならいけるかな」というとほんとに嬉しそうだった。
あの頃、指導された調理師の一人が、この間テレビの「マエストロたちの晩餐会」で三人のマエストロの一人として登場するのを(たまたま)見た。
小山さん、生きてたら「ね、あの店、行ってみましょう」と誘っただろうな。
そんなことを考えながら、あんみつを食った。

小山さん、生きてたら「ね、あの店、行ってみましょう」と誘っただろうな。
そんなことを考えながら、あんみつを食った。

きのう読んだ「世界」。
「円安を止めるために、日銀がいますべきこと」 和田哲郎
「GXを掲げる原発回帰政策の欺瞞」 松久保肇
「日本のミサイルは何を狙うのか」 文谷数重
「円安を止めるために、日銀がいますべきこと」 和田哲郎
「GXを掲げる原発回帰政策の欺瞞」 松久保肇
「日本のミサイルは何を狙うのか」 文谷数重
「みはし」のあんみつ、私も古く(子どもの頃)からのファンです(^^)/
上野広小路まで都電一本で行ける下町に住んでましたから
姉たちと上野公園や松坂屋デパートに行ったついでにいつも寄り道してました。
今も「甘いもの」はケーキよりあんみつ!です(^^ゞ
上野広小路まで都電一本で行ける下町に住んでましたから
姉たちと上野公園や松坂屋デパートに行ったついでにいつも寄り道してました。
今も「甘いもの」はケーキよりあんみつ!です(^^ゞ
2
> pallet-sorairoさん、そうでしたか。
しつこくなく、ほっこりするような、(昔の)子供にとっては夢のような食べ物ですね。
こういうものの存在を知らずに育った私は、いま胸をときめかせていただきます。
しつこくなく、ほっこりするような、(昔の)子供にとっては夢のような食べ物ですね。
こういうものの存在を知らずに育った私は、いま胸をときめかせていただきます。
by saheizi-inokori
| 2022-11-17 12:21
| こんなところがあったよ
|
Comments(2)