「場」を耕しておく 「くらしのアナキズム」
2022年 09月 21日
ずっと霧雨が濃淡さまざまにふりつけるので、一本骨のはずれた雨傘を指し続けて歩いた。
トートバッグを肩にかける、右肩が定位、傘を持つのも右手、ちょっと歩きにくいのだが、左肩に移すと、もっと不安定な感じになる。
雨の日はリュックが正解かもしれない。
三茶の乗り換えバスが、行ったばかりだったので、上りの坂道を歩き、帰りはその坂道を下って歩き、7000歩のダイエット。
ぼくのダイエットの基本は、30年以上もまえに母に教えてもらった漢方医の処方してくれる「排泄健康法」の漢方薬を煎じて飲むことだ。
漢方薬といえども薬なのだから、そんなに長く続けるのはよくないというアドバイスをくれた方もいるけれど、毎日すっきりする快感には替えられない、旅先にも小分けにしてもっていく。
排泄は快便だけでなく、尿や汗からも毒素を排出するというのだ。
あとは、カカト落とし、スクワット、股割(蹲踞)、四つん這いになって片手と片足を左右交互にあげる、いわゆる腹筋、片足立ち、ロングブレス、エレベーターに乗る都度の壁腕立て伏せ、ボールをつかってのいくつかのストレッチと筋トレ、脊柱管狭窄症による痛みを抑える体操、、そんなものを朝夕、併せて40分くらいやる。
体重が増えることよりも、下腹がぼこっと出ることを警戒するのは、見た目もあるけれど、新しいズボンを買わなくてはならなくなるのが嫌なのだ。
この年になったら欲望のおもむくままに、食いたいものを食って、好きなことをしてたらいい、という人も多い。
でも僕は、もうそんなにおもむくままというほどの欲望もないし、すき焼きとかステーキみたいなものは、年になんどか食うだけで満足、それ以上食う気がしない。
かつてこのブログにもしょっちゅううまい店探訪の記事を書いていたのが、遠い夢の世界になった。
身体も財布もダイエットを欲している。
毎朝のルーティンをやることで日々の生き続ける意欲をかきたてているのだ。
あとは、できるだけ、なにかを学べるような本を読むことが、精神の毒素を排泄するダイエットだ。
100万人あたりのコロナ死者数、大阪はぶっちぎりの1位です。 pic.twitter.com/MMNu5Lf0uZ
— サリリン (@SayuriWt) September 16, 2022
独自の新自由主義的な政策によって、公立病院や保健所を廃止して地域保健を空洞化させていた大阪が医療崩壊を招いた。
「くらしのアナキズム」松村圭一郎は、イタリアの精神医療を研究してきた松嶋健がコロナ禍のなかで発表した論稿の要旨を紹介する。
ロンバルデイア州の”先進的な保健医療システム”、「稼げる医療」優先のシステムが、地域医療や家庭医という公的医療ネットワークをないがしろにされていたために、恐ろしい医療崩壊を招いた。
松嶋はバザーリア法で精神病院を全廃したイタリアの精神保健改革にヒントをみいだす。
精神病院をなくし、精神保健センターを中心に地域で利用者の生活を支える仕組みを作る。
「緊急性」の論理に代えて「ゆとり」の論理を目指して、常日頃から関係性や場を豊かに「耕しておくこと」に重点をおく。
一刻を争う決断の手前で、いかに時間をかけて地域のなかで相互的な人間関係や場を築いておけるか、それこそが多様な意見に耳を傾け、じっくりと交渉し妥協点をみいだす民主制そのものだという。
追い込まれた末の「決断」など、政治ですらない。
このイタリアの精神保健改革からわかるのは、たんに精神病院を廃止するといった制度の変更やコスト削減といった「政策」が「政治」ではないということだ。ぼくらは選挙で政策に対する賛否を決めたり、政治家が決断を下したりすることが「政治」だと考えてきた。だがそうした「政策」がうまく機能するためには、その意思決定の手前で、時間をかけて政治の現場である暮らしのなかの関係性や場を耕しておくことが欠かせない。そういう「耕し」は、「人びとを本気で大人として処する」大人の作法が必要だ。
日々の暮らしのなかで、どうしたら大人のアナキストになれるのか。
(続き)
維新はこんなものです。
公立病院、保健所だけでなく、文化施設、児童図書館、公立大学(府立と市立)等々
彼らは全てぶっ壊しています。市役所の生活保護申し込みの窓口にいるのは、人材派遣会社
(パソナ?)から派遣された非常勤職員だとか。一人断るごとにプラスαが加算されるらしい。
わが町も維新に支配されています(知事、市議会第1党)、来年度から公立のこども園は全て廃止。
私立のみになるらしい。残念ですが教育の低下が容易く想像できます。
なんとかならないものかなぁと思うのですが……
それにしても大阪市民、府民、そしてわが町の市民、みんなアホとしか言いようがないのですが、
結局は、地方や田舎では、選挙は”所属している党“に関係なく(考えもせず)、多くの人は”議員との
繋がり“で投票するから、繋がりのある議員が維新だと維新に投票したことになってしまう。
なんとかならないものかなと思うのですが、なんとかならないのもまた人間関係が強い地方や田舎の
選挙だと思います。残念ですが……
そのことで利益を得る人たちもいて要所を押さえているということも選挙に勝つ理由なのかもしれない。
メディアも相当な提灯持ちのようですね。
程度の差はありますが、政府や東京にも似たような構図は見てとれます。
突然のことだったので「おかしいな。何かあるのじゃないか」と
思っていました。その後9月に入り東京オリンピックの賄賂追求が
始まったので、「ああ,なるほどなぁ」と。検察の手が入ると事前に察知
したのでしょう。さっさとパソナをやめた理由はそれだったのかと変に
納得です。和歌山の人間、しかも高校の一年後輩だと思うと胸くそが悪いです。
(言葉が悪くてごめんなさい)
ただ、管理人様のなさるストレッチなどのエクセサイズと併用しなければ、
本当の痩身にはならない、
自戒の言葉として胸に刻み、ついに秋来る今日この頃、歩き始めようと思っております。
私は15分。腰痛、肩こり、膝体操です。腰に温熱治療に充てるのが15分。計30分を確保しなくてはなりません。歩くのは駅近辺の店回りで合計1時間です。あまり歩いていませんね。
月2回馬鹿歩きをしますが、2ヶ月は暑くてお休みしました。
医者は今のところ3か月ごとの歯医者だけで助かっています。
saheiziさんもお元気になってきたような。