列島を覆う悪循環

猛暑、警戒警報の朝、ベランダで干し物をする首筋が痛い。

「知らなかった」「よくわからない」と言って、自らの責任を取るどころか、決して「もう統一教会との縁は切る」と言わない自民党政治家たち。
「組織としては問題ないが、個人としての関係には慎重に注意深くしろ」と自民党幹事長か誰かが言ったという。
それでも統一教会が反社会的存在であることは認めようとしない。
元凶のアベを国葬にするのは、アベとともに統一教会問題を葬り去ろうというのか。

統一教会と個人として関係のある議員は慎重に注意せよ、と自民党。
ならばその元凶であるアベの国葬などもってのほかではないか！

— 佐平次 (@saheiziinokori) July 30, 2022

党内支持基盤が弱小であった小泉純一郎が総裁選で奇跡の当選を得て、郵政改革にまい進したのは、当時最大勢力の経世会の支持基盤を切り崩すことにつながる。
小泉の属する、それまでは弱小派閥であった清話会が、その後選挙のたびに大きくなっていく。
そのとき、統一教会の支援は欠かせないものだったのだろう。
それがゆえに、きっぱりと切り捨てることができないのだろう。

「小泉純一郎氏は、『自民党をぶっ壊す』と言いながら、その本音は『経世会をぶっ壊す』だったとも言われている。そうして安倍政権を経て、経世会支配から清和会支配に完全に移行した今になって、統一教会依存という清和会が抱えてきた問題が明るみになったのは、因果」
https://t.co/x3p3not64v

— 佐平次 (@saheiziinokori) July 30, 2022

韓国に富も名誉も捧げるような統一教会の教義に反発も覚えることもなかったのか。
それほどに、普通の選挙で、すなわち普通に国民の支持を得ることのできない連中、それでいてなんとしても国会議員という肩書にしがみつきたかった連中なのだ。
議員になって何か国民のためになることをしようというのではなくて、最高の就職先として議員になろうという連中。
彼らの仕事は「議員でありつづけること」、そのためにならなんでもする。

彼らの多くや親分たちが何代かの世襲によって権力を獲得・維持してきたお坊ちゃまたちだから、「家族の力」の信者となるのも無理はない。
統一教会の家族観と親和性は高いのだ。
(たまには、冷やし中華を作ってもらった。納豆もいれて。)

その統一教会の偏頗な教義が日本を「美しくない国」にしてしまった。
日本を蔑視する屈辱的・下劣な統一教会の教義の大元に目をつぶって、教団教祖などに薄気味の悪い讃美の言葉を発する。

長きにわたって、そういう捻じれた心性の人々が権力の中枢にあることから、無法・欺瞞・ごまかし・改ざん・無恥・無能・無知を大っぴらに許容する国の作風が日本列島を覆っている。
それが、国民の無知を恥じ不正を糺す気力を奪ってしまったのではないか。
そのために、いつまでも自民党は政権を握り続け、公明党に続いて国民民主党とか日本維新とか、同類が甘い汁を求めてすり寄って来る。

猛烈な暑さとともに、猛烈な腐臭の「悪循環」が日本列島に居座り続けているようだ。

「報道特集」によればアメリカ共和党も統一教会とあさからぬ付き合いのようだ。

妊娠中絶の違法化などの背後にも統一教会の動きもあるのか？

アベが統一教会系イベントにビデオ出演したのは、トランプの出演を聞いたからだという。

「6度の国政選挙において私たちが示した誠意というものも、ちゃんと本人（安倍氏）が記憶していた」と自慢　⇒《スクープ映像入手》旧統一教会のフロント組織「勝共連合」会長が安倍元首相との“ビデオ出演”交渉の裏話を激白https://t.co/csDPlWoYkR

— Shoko Egawa (@amneris84) July 30, 2022

「世界の統一」に向けて統一教会が走る。
ガソリンは日本の信者たちの献金、後押しは腹黒い政治家たち？