フロストが好きだ「フロスト始末」
2022年 07月 22日
COPD、ペースメーカー、79歳、いくら4度目ワクチンを打ったとてこんどの奴は感染予防にはならないというし、万が一、というより都民の百人に一人が、り患しているというのでは、感染したらはた迷惑になる。
とはいえ、歯医者には行かざるを得ない。
作者は闘病しながらこれを書いて、上梓を待たず亡くなった、79歳。
息をするようにウソをついたというのは、こんど国民の金で神格化されそうな男のことだが、フロスト警部は一言喋るのに、必ず、お下劣な下ネタ、セクハラ・パワハラもどきのセリフが入る。
それでも部下たちは彼を慕っている。
憎いのは無能にして無責任な署長、それに加えてこんどはもっと狡賢い主任警部が乗り込んできて、フロストを追い出す算段、仕事はフロストにやらせて手柄は自分のものとする。
切断された人の足首を加えた犬の登場に始まり、次々に子供・少女の行方不明や無残な死体発見が続く。
ぶん殴ってやりたくなるような卑劣な署長と主任警部のやり口にもめげず、フロストはしょっちゅう外れる己が直感と推理に基づき不眠不休で、”着手が必至でありながら時間がなくて着手できない事柄”を数え上げつつ、誠実の塊となってお下劣なセリフを吐き続ける。
フロストのエッチな冗談でも聴いていないと、読んでいるこっちまでおかしくなる。
フロストは、ときおり自分の新婚生活を思い出す、愛し愛され、すべてが輝いてみえた。
二人の間にヒビが入ったのは、初めてのクリスマスにかかってきた電話でフロストが出勤してからだ。
仕事に追われ家庭を顧みるゆとりのない、それでいて出世しないフロストに妻は失望し病を得て早世してしまう。
そのことを、死の床にある妻を見まいに行ったときのことを、思い出しては、甲斐のない悔恨の念に駆られるフロスト、僕にはそのエピソードが身につまされる。
(容疑者の家に入ろうとして)フロストは一歩うしろにさがり、玄関ドアの小窓に向かって顎をしゃくった、「よし、芋にいちゃん(ウエールズ出身のちょっとトロイ刑事を常にこう呼ぶのだ)、そこのガラスをぶち破れ。玄関から屋内(なか)に入る。こんな調子、僕は一人で声に出して笑ってしまう、こうして写していると、またおかしくなる。
「って言われても、親父(おやッ)さん、まさか素手で割れってことですか?」
フロストは玄関のあがり段のほうを指さした。「牛乳瓶があるじゃないか。あいつを一本拝借してぶちまかせ」
モーガン(刑事)は言われたとおりに牛乳瓶をつかむと、棍棒の要領で勢いよく振り抜き、小窓のガラスを叩き割った。同時に牛乳瓶のほうも砕けて、中身が派手に飛び散り、そこらじゅう牛乳まみれにあいなった。
「まずは中身を捨ててから、、、なんてことは言わずもがなだと思ったもんでね」フロストはやんわりと言った。
「ですよね、親父(おやっ)さん、反省してます」とモーガンは言った。
フロストが「ええと、、誰に行ってもらおうか。こういう場合は、お巡りには見えないやつがいいんだよ。鈍くさくて、のほほんとしてて、一見抜けてるように見えるやつが、、、」それでもフロストはしょっちゅうモーガンを連れて歩くのだ。
全員の眼がモーガンに集中した。
「わかりましたよ、親父(おやっ)さん」モーガンはしょげ返った顔で言った。『自分が行ってきます」
「いや、駄目だ」とフロストは言った。「おまえさんは一見抜けてるように見えるだけじゃなくて、ほんとに抜けてる。おれとしては正常な判断力を備えた人物に行ってもらいたい」
SNSからいくつか。
文科副大臣がカルトの応援をするということは、日本の学校において30年来行われているカルト対策を「止めろ」と言うに等しいということの意味がこの人は分かっていないようです。論理的思考ができない人間はとりあえず教育行政に携わるべきではありません。 https://t.co/Mb551A1td6
— 内田樹 (@levinassien) July 21, 2022
安倍晋三の国葬が行なわれる日本武道館の現在の会長は、安倍と同郷で自民党の憲法改正実現本部の最高顧問をつとめる高村正彦だが、その高村に統一教会から高級乗用車が無償提供されていたことが分かった。これだけ癒着していれば自民党の改憲草案が統一教会の希望通りの内容なのもうなずける。
— きっこ (@kikko_no_blog) July 21, 2022
自民党の改憲草案では「いかなる宗教団体も国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。」が削除され「宗教団体による政治上の権力の行使が禁止されなく」なるのか。ふむふむ、なるほどね🙄 pic.twitter.com/P07wkX9GDM
— Siam Cat_036 (@SiamCat3) July 12, 2022
新情報です。内容はやはり予想していたとおりです。計画的>#統一教会 は山上容疑者の母親が入信したときに家系図を書かせ預金通帳も供養するからとチェックし/こと細かに事情を聴いて資産状況を知っていた/祖父が亡くなると相続人の一人が母親であることをすでに知っていたhttps://t.co/3lLIx41hV6
— 紀藤正樹 MasakiKito (@masaki_kito) July 20, 2022
平井卓也議員(自民)が統一協会の関連団体が主催するイベントの実行委員長に。これまでとレベルの違う一体性。あり得ないわ。 https://t.co/UiFcf7QooE
— たつみコータロー 前参議院議員 (@kotarotatsumi) July 19, 2022
まみれてる!!!