安倍政権下でもたらされた統一教会との”歪な共存関係”の弊害（鈴木エイト）

久しぶりに太陽が顔を出した。
それでもスマホのピンポイント予報ではまもなく雨、大量に室内干し。
すると晴れて来て、予報も「しばらく降りません」、もう一度ベランダによいこらせ。
新聞を取りに下におりたら、ガマガエル？が行き所をなくしていた。
きのうまでの土砂降りでこんなマンションにふきよせられてきたのだ。
触るのは、なんとなく気持ちが悪いので、ドアを開けっぱなしにしておいたが、うまく脱走できたかな、車に轢かれるなよ。昨日の鈴木エイト「安倍政権下でもたらされた統一教会との”歪な共存関係”の弊害」の続き。

２０１８年６月、安倍首相が教団会長と総会長夫人を首相官邸に招待する。
１７年７月の参院選では清話会準会員・宮島喜文（全国区）への組織票が教団内で指示され無名のｃランクが当選。
２０１６年、教団は、教義「統一原理」をその国の国教に据える”国家復帰”計画を始動、世界平和国会議員連合（ＩＡＰＰ）を結成、世界各地で創設大会を開く。
１７年１１月、参議院議員会館特別会議室で開かれた日本ＩＡＰＰ創設大会には、閣僚５人を含む６３人の国会議員、代理出席の秘書を合わせると１００人以上が出席した。
１８年２月の韓国の総会には武田良太、山本朋広、柳本卓治が参席。
５月、教団北米会長が来日、自民党本部で高村正彦副総裁と会談後、菅長官から首相官邸に招待される。
同月、教団の有明１万人集会に宮島喜文と出席した山本朋広は「マザームーン」と慕う主賓の教団の最高権力者・韓鶴子総裁に特大のカーネーションを贈呈、来賓挨拶で自民党への支援に感謝の意を表す。当夜の祝勝会には北村経夫と中川雅治が祝辞を述べた。（北村は、安倍がじきじきに教団に支援を要請した↓参照）

「最初に安倍と統一教会の裏取引を筆者が掴んだのが13年の参院選だ。入手した統一教会の内部ＦＡＸから、安倍が全国比例区肝いりの候補者・北村経夫への組織票を教団に依頼していたことが発覚。以降、安倍周辺の政治家を含め自民党国会議員が統一教会系の集会などのイベ……」https://t.co/YIyO5eQtqH

— 町山智浩 (@TomoMachi) July 13, 2022

７月、武田良太、山本朋広、竹本直一、御法川信英、穴見陽一ら国会議員団が教団幹部と渡米。
その後、全国各地で行われた信者大会に来賓出席した自民党国会議員の名前（代理出席の秘書を含む）。
加藤勝信、山下貴司、竹本直一、島村大、山際大志郎、豊田俊郎、工藤影三、池田佳隆、根本幸典、柳本卓治、木村義雄、左藤章、大塚高司、宗清皇一、長尾敬、岡下昌平、神谷昇、武村展英、山田賢司、谷川とむ、宮島喜文、三ツ林裕巳、神山佐市、逢沢一郎、北村経夫、坂井学、神田憲次。
安倍政権下及び菅政権で閣僚などの役職に重用された議員が多い。

政権首脳が率先して問題教団との関係を構築した。その姿勢を見た国会議員・地方議員は、罪悪感を抱くことなく教団やその問題組織と“付き合い”を続けた。これらの政治家は表向きには教団の問題性を認めておきながら、その裏では関係を持ってきたのだ。これは国民への裏切り行為に他ならず、清廉さが求められる政治の世界にこのような狡い政治家が跋扈する素地を作ったことも安倍政権の弊害の一つだ。

僕はこの数年の政治家の顔つきや喋り方を見ていて、どうしてこんなに品のない人が国会に出て来て、しかも顕職につくのか、情けなく思い、不思議でもあった。
それはこうした連中を支持した国民のせいでもあるけれど、安倍政権の体質からくるものでもあったのだ。
こんなアベを国葬にするなど、とうてい首肯しがたい。
同じ気持ちの方、ぜひ署名活動に参加しませんか。↓

安倍晋三の国葬に反対します。 We oppose Shinzo Abe's state funeral.

https://www.change.org/p/%E5%AE%89%E5%80%8D%E6%99%8B%E4%B8%89%E3%81%AE%E5%9B%BD%E8%91%AC%E3%81%AB%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99-we-oppose-shinzo-abe-s-state-funeral?signed=true