五月の夢

旅館で寝ていると、まだ起きるのは早いなあ、とまたうつらうつらしていたら、男が障子をあけて入ってきて「おや、ちがうな」などとわけのわからないことを云って出ていく。
すぐにまた別の男が「お~い」と大声をあげながら入ってきて、これも「なんだあ」と出ていく。
四人目の男のむなもとを掴んで、「おい、どういうことだ」と迫ったが何もしゃべらない、跳ね腰で投げ飛ばそうとしたら、右の腰が痛むので、そのまま寄り倒して、なおも迫ったが相変わらず何もいわない。
それでしょうがないので、旅館の主人に文句を言って、「だいたい誰ひとり失礼しましたと謝りもしない、あの団体はどういう団体なのか、責任者に抗議したいので教えろ」といったら、主人は声を潜めて「あの人たちは公に認められた団体ではないから、、」などと要領を得ない。
「法人格なき団体の行動に対して責任者の責任を問えるか」、刑法の責任主体論にでてきたか、朝起きたら調べてみよう、「桜を見る会の安倍後援会の責任論とも関係あるかも」などと考えてトイレに行ってまた寝た。
五月の夢_e0016828_10381478.jpg
タッチの差で銀メダルになったら、ふるさとの連中が大喜びして、いろんなものをくれたり、手紙をよこす。
金メダルになったやつも同じ故郷なので、ぼくよりずっと広い肩を抱いて、みんなに「金も銀も取ったってすごいよね」というと、みんなはまた大喜びしてわあわあいう。
ものや手紙をくれた人たちの一軒一軒を歩いてお礼の手紙を配って歩くのだが、そうしている間にも、またものをくれるやつが出て来て、何処の家にお礼したのか分からなくなった。

五月の夢_e0016828_10394893.jpg
そのあと、もう一つ鮮明な夢をみたのに、その内容をこの記事を書いているうちに忘れてしまった。
Commented by baobab20_z21 at 2022-05-31 12:09
小説だ!小説〜ッww
なんか味あるなぁ、いいわぁ。最後らへんのくだりもいい。
Commented by saheizi-inokori at 2022-05-31 17:09
> baobab20_z21さん、ありがとう。ネタがなくて苦し紛れに書いた記事をそんなに言っていただくと、喜んでいいのか、、複雑な気分です。
Commented by たま at 2022-05-31 18:35
 わお! 「桑いちご」の多兄弟だー!
 この時期、おカイコさまに枝ごと捧げられる直前の熟成時期(紫色)を計っては放課後の桑畑を駆け巡ったものです。そのほか、里山のヤマモモにキイチゴ、そして他人の庭先にたわわのビワ、イチジク、スモモにサクランボ・・・等々。そしておそるべきは、マムシにヤマカガシ(無毒)。
Commented by rinrin1345 at 2022-05-31 20:38
夢って忘れるからいいのか、悪いのか。でも素敵な夢を見たはず、忘れると残念よね
Commented by saheizi-inokori at 2022-05-31 21:22
> たまさん、なぜか下北沢の八幡宮にありました。蚕産と関係があるのでしょうか。私も人の畑に入り込んで証拠歴然状態になりました。
Commented by saheizi-inokori at 2022-05-31 21:26
> rinrin1345さん、起きる寸前でいちばん鮮明に覚えていたはずなのにねえ。今夜続きを見られますように。
Commented by jyon-non at 2022-06-01 16:54
夢ってほんとにリアルですよね。(;^_^A
Commented by saheizi-inokori at 2022-06-01 17:26
> jyon-nonさん、リアルにして矛盾に富んでもいます。
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by saheizi-inokori | 2022-05-31 10:42 | よしなしごと | Comments(8)

ホン、よしなしごと、食べ物、散歩・・


by saheizi-inokori
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30