病の器
2022年 03月 19日
窓ふきをせず、床拭きはカミさんにやってもらう手抜きの大掃除を終えた。
僕の腰と同じで、まいにち様子を見ながら、そろそろと生きていく。
それにしてもサンチは見かけは子犬とあまり変わらない。
よくよく目と目を見合わせると、なるほど爺さんの感じもする。
それは僕の目が写っているからか。
脚なやむ君を思はぬことぞなきいでゆにひたるそのつどつどに今の僕と同じ年頃の感慨、お茶でも飲みながら慰め合いましょう。
神経痛やっと癒れば流感なり所詮病の器なりけり
野水仙バケツに溢れ海の風房総の海辺の宿に行きたいね。
もう一句。
遠斑雪終着駅の窓光るどこに行ったときの句だろう。
斑雪、「はだれ」と読むのですね、いま学びました。
クウもいつの間にか老犬になりました。
頭も、目も、耳も、足も・・全部いつの間にかすっかり衰えています。
わたしも、斑雪「はだれ」と読むのですね、いま学びました。