荷風のように
2021年 11月 23日
左目が「後発性白内障」、まだ急いで対応するほどではないとのこと、まあ、次から次へと死ぬまでにはいろいろ経由するようだ。
30年も前に、初めて行ったロンドンで、バーバリーとかアクアスキュータムでは芸がないような気がして街角で買ってきたコート、タグにmulberryとある。
コートを着なくなって、断捨離一歩手前でクロゼットの奥の方にぶら下がっていたのを、急に懐かしい気持ちになって袖を通して一昨日の散歩にでた。
「荷風さんの戦後」の表紙写真に無意識が影響されたのかもしれない。
ロンドンで買ったコートを着てザ・ガーデンによって、大きなキャベツをリュックに背負って帰った。
東京新聞の「こちら特報部」で、ワクチン接種後の死者が1300人いるけれど、ワクチン接種との因果関係が分からないので、政府の賠償を受けた人は一人もいない、という記事を読んだばかりだ。
今朝、酸化グラフェンとワクチンについてネットでちょっとだけ調べて、フエイクだという動画を一応信じることにした。
権力やメデイアを信じられる世の中ってあるのだろうか。
細雨霏ゝ、午に至って霽(はれ)る、風暖にして春既に来るの思あり、駅前の露店にてわかさぎ佃煮を買ふ、一包弐拾円なり闇市に出かけたのは、胃袋事情だけではなく、このころ全身がかゆくなる疥癬に悩まされていて、我慢もならず近所の医者の診断を仰ぐべく嫌でも外出せねばならなかった。
医者には「かく全身に蔓延しては最早や薬の能くすべきところならず」(文語で書くと医者もエラそうだね)と冷たく突き放されて、鬱々たる想いのまま、帰途、近隣をそれとなく逍遥したのだ。
僕も少しは荷風風かも。
かゆみ忘れに、ロンティボー優勝時の三浦謙司さんの演奏は如何でしょうか
最初の登場場面では営業マン風~ 緩いネクタに足元のあしらいもいい感じ
2位は務川 慧悟さん(ファンです) 日本は世界に冠たるピアニストの宝庫ですね
1er Prix Concours Long-Thibaud-Crespin Piano 2019 : Kenji Miura (Chopin, Concerto n°2)
シャンプーはクリニックの先生が作らせたというものを使い、洗剤も天然由来のものにしています。
ほかの病院で処方された薬もチエックしてもらい、一種類は変更しました。
困ったものです。