雨に咲く花

出来るだけ行かなくても済むように、多めに出してもらった薬がなくなりそうなので、ヤクが切れては大変と皮膚科に出かける。
身体じゅうの湿疹、劇的に収まったかと思うと、薬を塗らなかった足とか顔などに痒みがでて、おやまあ、ベルトがいけないのか、腹にも赤い湿疹が出てきた、しつこいったらありゃしない。
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いつもなら可愛いなあと見ている小学生たちが大勢バスに乗り込んできてぴーちくぱーちく、雨が降り込んでもいいから窓を開けて、下を向いていた。
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(ヒルゲショウ)

帰り道、まだ小雨が降っていたが、一つ前のバス停で降りて、お寺や呑川緑道を歩く。
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白い花を撒き散らしている木の下から覗いてみたら、きれいな花がヤドリギのように咲いている。
グーグルが「これが、あの落語・百年目に出てくるセンダンだよ」と教えてくれた。
京都の二条城で見たことはあったが、こんな風だったか、ご近所にあったんだ。
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いつもは葉っぱの塊としてしか見ていない樹々を近寄ってみたり下から見たりすると、思いがけないものを発見する。
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トベラ、この実が割れて赤い汁をつけた種が現れて、それが鳥の嘴にくっついて運ばれるそうだ。
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スモモも桃も桃のうち、若隆景、赤巻紙黄巻紙、東京特許許可局、隣の客はよく柿食う客だ。
地蔵さんが、アホなこと言ってないで早よ帰んなはれと言ってるが、面白くなると止まらない。
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お地蔵さんの前に大きな山椒の木があったので、ちょっと目礼して葉っぱを一枚くすねました。
寺を出てからも、あちたりこちたり。
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ジューンベリー、ほんとにそうならもう少ししたら、一粒いただいてみようか。
子供の頃は、グミを食い、ツツジの花を吸い、食えそうなものはとりあえず口にいれたものよ。
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(デュランタ)

呑川緑道も見過ごしにはすまい。
きょうの獲物は「雨に濡れた紫陽花」、へえ、月並みでがす。
さっそく!
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近寄って
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こっちも
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見逃すなよ
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これもね
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日体大の前に出ると、花ばっかり写していないで、こっちもとベニカネモチ。
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カネモタズは、改めてカネモチに敬意を払う。
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きょうは落語会のチケットがとってあったのだが、人形町までいくのは不要不急のなんとやらに該当しそうなので、パン屋の行き帰りの花見で良しとしよう。


Commented by jyon-non at 2021-05-20 11:57
こんにちは。

近くの清らかな川沿いに、センダンの大木が何本も続く道があり、それを見るのがとても楽しみ

です。

今がその季節。淡い紫色の優しい花です。大好きな木です。(^^♪
Commented by saheizi-inokori at 2021-05-20 12:04
> jyon-nonさん、それは素敵な散歩道ですね。
匂いはどうですか。
Commented at 2021-05-20 12:14
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by jyariko-2 at 2021-05-20 14:40
一目だけでも逢いたいの
別かれた人を思えば悲し・・・・
何もなくともウルウルしてしまいそう 泪泪
目にも梅雨の雨
Commented by 20070707open at 2021-05-20 16:01
花・実の名前、勉強になりました。
雨は植物をいきいきと見せますね^^

若隆景・・・アハハ!
Commented by ikuohasegawa at 2021-05-20 16:03
不要不急・・・・21日のゴルフコンペ、欠席にしました。
ワクチンの予約で頑張る私がゴルフでもあるまいに。ということで。
Commented by baobab20_z21 at 2021-05-20 17:59
ジューンベリー、綺麗な色。味は酸っぱそうですねw
夢二?中原淳一?でしょうか、余情たっぷりと。
Commented by たま at 2021-05-20 18:11
「トベラ」は関西地方の海辺のどこにも自生し、小学校の遠足では絶好の隠れ家だったかと。
 ただ、その枝を折り取れば、独特の悪臭が漂って、冬の節分には「魔除け」(鬼除け)として玄関の扉(トビラ)に挟んだ風習が、その名前の由来だとか…?
 上京後の関東では、玄関扉上にヒイラギとイワシの頭を飾って「鬼は外!」だったかしら?
Commented by saheizi-inokori at 2021-05-20 18:17
> 鍵コメさん、この歌は多くの人が歌っていますが、最初はこの人らしいです。
味がありますね。
Commented by saheizi-inokori at 2021-05-20 18:18
> jyariko-2さん、いい歌ですよね。好きな歌でカラオケではよく歌います。
Commented by saheizi-inokori at 2021-05-20 18:20
> 20070707openさん、アナウンサー泣かせの四股名ですね。
若ハゲ鷹なら言いやすいのに。
Commented by saheizi-inokori at 2021-05-20 18:22
> ikuohasegawaさん、落語会の予約はきょねんだったかな、半信半疑で、甘かった!
Commented by saheizi-inokori at 2021-05-20 18:23
> baobab20_z21さん、いかにも歌謡曲らしい歌謡曲の歌詞、タンゴのリズムが最初だったのですね。
Commented by saheizi-inokori at 2021-05-20 18:27
> たまさん、さしづめ上方の大蒜だったんですね。
かくれんぼといえば一位の陰に隠れて目の前の赤い実をつまんだはいいが、砂がついていてぺツぺツという想い出があります。
Commented by doremi730 at 2021-05-21 00:14
大好きなカシワバアジサイも拝見できて嬉しい♪
落語は残念でしたが、花見散歩で雨でも楽しめましたね。
Commented at 2021-05-21 11:22
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by miyabiflower at 2021-05-21 12:09
雨の日の滴を纏った花、
青空の下とは違う美しさがありますね。

ところで・・・
「新春シャンソンショー」 (3回繰り返しましょう、以下同じです)
「バスガス爆発」 (同じく3回)
「カエルぴょこぴょこ三ぴょこぴょこ ×2回 の後に 
合わせてぴょこぴょこ六(む)ぴょこぴょこ」
文字を読むと言いやすかったりしますよ^^
学生の頃、放送部にいて毎日のようにこういうの言っていました。
Commented by saheizi-inokori at 2021-05-21 12:39
> doremi730さん、花たちがよってたかって慰めてくれます。
Commented by saheizi-inokori at 2021-05-21 13:22
>鍵コメさん、ご親切にありがとうございます。ずいぶんあちこちにいらしたのですね。
お言葉に甘えたいと存じますが、どう連絡すればよろしいですか?
Commented by saheizi-inokori at 2021-05-21 13:24
> miyabiflowerさん、若いころは得意にしていたのに、いまは難しくなっています。
ふつうの言葉もごもごもしてます。
Commented at 2021-05-21 14:20
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by saheizi-inokori at 2021-05-21 15:01
> 鍵コメさん、さっそくで恐れ入ります。
ちょっと立て込んでいることもありますので、来週以降ご連絡しますのでよろしくお願いいたします。
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by saheizi-inokori | 2021-05-20 11:46 | よしなしごと | Comments(22)

ホン、よしなしごと、食べ物、散歩・・


by saheizi-inokori