富んだら鈍した
2021年 03月 19日
相撲、チャンバラ、おままごと、釘刺し、メンコ、かくれんぼ、雪合戦、どんな遊びも元手いらずで貧乏人の子供もおおいばりで参加できた。
野球だって襤褸切れを丸めたボールと竹バット、素手の三角ベース。
長靴を履いて滑る竹スキーは家の周りの道や広場で楽しめた。
靴のスケートとか、スキー場に(電車賃を払って)行くようになり、革製のグローブで野球をするようになった頃が、遊びにも貧富の差が陰を落とし始めた頃だ。
家で遊ぶ時は紙で作った将棋とか友達から貸し借りした雑誌を読んだ。
貧しい子も社長の息子も同じように、お互いの肉体をぶつけあって遊んだのだ。
だから、友だちのケガは自分のケガのように痛さや辛さを実感できた。
スマホだとかパソコンだのは、身体と身体を隔てる上に、貧しい子供の手には入らない。
社会が適度に貧しいってことは子供にとって、むしろイイコトだったのかもしれない。
忘れてもいいじゃん、またすぐ調べられるから、というわけでいつまでも僕はググるだけ、頭の老化だけが着々と進行していく。
漢字が書けなくなったと、50代のころに言ってみた時は、ちょっとした話題程度の話だったが、今になるとマジヤバイのだ。
字が書けないということは考える力も喪っていることでもあると気づいた。
緊急事態宣言を解除するにあたって、リバウンドを防ぐために「総合的対策」として五つの柱を、無機質に読み上げたスガは、その最たるものだ。
「安全・迅速なワクチン接種の推進」「医療提供体制の強化」、、今まで出来ていなかったことばかり、どの面下げて今頃いうのか。
考える力もないし考えようとする意欲も感じられない。
ひたすら、この場を切り抜けて、支持率の回復を神頼みするだけだ。
五輪について、スガはIOCがやるつもりだからと、このまま実行するかのような発言。
— 佐平次 (@saheiziinokori) March 18, 2021
日本の総理として、コロナ禍から日本人を守るという気迫も責任感も感じられない。
スガに象徴される、アベ・スガ界隈の政治家、「記憶にない」官僚ども、驚くべき内部留保を抱えたまま非正規をいじめる企業経営者、それらを有効に糺すこともできない野党、、いずれも高級な服に身を包み、贅沢な飯を食っていても、やること考えること、幼稚極まりない。
「打つ手がなくなって解除する」、それ自体が緊急かつ非常事態であるのに、「マスクして会食することの必要性を知らしめよ」と迫る維新議員、それに対してまともに「SNSやCMを使って取り組みたい」と答えるスガ、まるでマンガだ。
腐臭のするマンガだ。
「佐々木氏は「安倍マリオ」という露骨な政治利用パフォーマンスに手を貸したことで森氏と安倍前首相から目をかけられ、」
— 佐平次 (@saheiziinokori) March 18, 2021
なんだ、やっぱりアベじゃないか!
腐敗臭ふんぷんの東京オリパラ、早く中止しないともっとひどいことになるぞ!https://t.co/SJDblvV6Ln
我慢して調べたり想像することもなくなり
分からなければケンサク君頼り 分かった気がしている
簡単に楽ちんに何でもでき与えられてしまうことって
幸せなことかなーって思います
政治家さんたちも記憶が遠くなり認知機能大丈夫かしら
そう思います。大人にとっても良かったのではないでしょうか。あの辺りの豊かさで充分だったかもしれません。自然をこんなに破壊してしまうこともなかったでしょうね。ゆっくりそれぞれの速度で働きながら競争も格差もない公平な社会で誰もが暮らせたらどんなに幸せでしょうか。
身内へウケ狙いの度が過ぎて退任したのは良かった。