菅総理は小心?&「山地酪農」のこと
2020年 10月 27日
出身大学がメンバー選定基準になるなんて、学問の業績で選ぶという法律にも違反するスガワンマン基準だが、苦し紛れに側近たちとひねり出したタワゴトにしては、あんがい彼の本音(旧帝大コンプレックス?)が噴出したのかもしれない。
外遊先の演説で「アセアン」を「アルゼンチン」と読み間違えたり、きのうの所信表明演説でも「重点化」を「ゲンテン化」といったのをはじめ、6か所の読み間違いが指摘されている。
自らの思いを聴く者に伝えたいという気持ちがあれば読み間違いは少なくなるのに、文字を追うことだけに夢中になったのではないか。
この人は、小心の人ではないか。
首相になって40日とか国会も開かず所信表明演説を避けてきたのは、単に「いやだった、出来るだけ逃げていたかった」からではないか。
「どの写真を撮っても同じになる」とカメラマンを嘆かせる無表情は、じつは慄く内心を隠すために習得した仮面なのかもしれない。
小心の人は物騒だ。
プライドを傷つけられることが我慢できない。
え?そんなことで?と思われるような些細なことに対しても、絶えず鋭く震えているアンテナは反応するのだ。
状況が許されれば極端な反撃を行い、あいてを完膚なきまでに叩きのめさないと気がすまない。
いったん我慢しても、執念深く反撃のチャンスをうかがい、時至らば躊躇なく復讐の刃をふるう。
どうか菅さん、あなたの注意深い、用心深いという為政者にとって大切な資質を国民を守るために活かしてください。
自分を守るためのみにではなく。
モグラ叩きのようにあちこちに不具合が出てくる僕の義歯について、「この義歯は世の中普通一般の義歯としては格段によくできている」、それなのに「駄目というのは、義歯として必要な基本的な要件を満たしていないから」で、世の中普通一般の義歯はほとんどそういう義歯だという。
原理原則に適合していないということですか?と、利いたふうなことをいったら、そうですと頷いた。
治療もその場主義で、とりあえず症状を失くすだけを目的にちょこちょこと処置をしておしまい、と言うことが多い由。
僕の歯根炎の消毒もすでに、きちんと治して壊れた骨の再生を待つために10回を超えているが、ふつうは1~2回やって穴を埋めておしまいにしているそうだ。
学生時代の友人が季節ごとに出している「ガーデン植物園便り」が届いた。
小岩井農場の近くで自宅の庭を植物園にしているのだ。
8ページのパンフレットの冒頭に「「豊かな自然」って何?」が載っている。
山林は木材価格が低迷している時代には、人間にとって豊かな自然とはいえない。
それが「山地酪農」という思想・技術が出現して牛乳生産地として利用されるようになると、豊かな自然に変わったという。
まいとし9000Kgの牛乳を生産しても、ストレスで疲れ果てて5~6年で死んでしまう牛が、「山地酪農」によれば、牛はのびのびと15年15年以上も生きて、牛乳は3000kgしか生産できなくても、うまくて健康的だ。
「山地酪農」では、基本的に牛が農地を維持していて、人はそれを注意深く観察して要所要所で必要な手立てを施すだけである、という画期的な手法を見出したのである。と友人は書いている。
長年の注意深い観察と試行によってようやくたどり着ける技法であり、その底にあるものは自然への信頼感であり、だから思想でもある。
このような事例を見ると、自然の豊かさというものは、人間がどれだけ自然を知っているかということに大きく依拠していることが分かる。
「豊かな自然」は、誰に対しても同じように存在しているのではない。
歯科医のいう「原理原則」というものも、長年の注意深い観察と試行によってようやく習得されたものかもしれないなあ。
山地酪農って何だろう?
https://nakahora-bokujou.jp/yamachi/
確かにその通りかもしれませんね。
かえって扱いにくいタイプかも。
今年は森の栗が豊作で拾っているさきから 頭上にホイと
落ちてきます 半分に切り込みを入れ蒸してワインと毎夜の
最高の前菜です 小さいのは森に埋めにいつかの誰かへ
下記は今夏に急逝した若い俳優へのTribute 動画です
6つの言葉が胸に響きました もしよろしければ
Kinky Boots Haruma Miura Tribute movie
二人ともどれだけ得ようと根本的に満たされない心、僻みっぽく、妬み深い心から解放されることがない。
また菅義偉の権力志向は、麻原彰晃のそれも思い出させます。破壊しないと気がすまない。
ダイアナ元妃も、イギリス王室に亀裂を入れて復讐心を満たしたのですが。
そういうところの牛乳を毎日飲みたい。
それなのに、それを悟られまいと、あえて、高卒で出て来て段ボール工場で働いたんだ。でも今の俺を見てくれ、総理大臣だぞ。
立派な事なのに、本心から自分を肯定しきれていない。
政界という何でもありのところで、どこか自信を見いだせない胸の内。
如実に表れているのが顔。今までの生き方、周りの人々に感謝があれば、もっと穏やかな温かな顔になると思います。
そう、ムヒカさんのような。