東條は誰に似ているだろうか 「東條英機 『独裁者』を演じた男」

きのうはあんなにいい天気だったのに洗濯をしないできょう二日分をやる、これで水道料と電気代を安くしたい。
部屋のなかは洗濯屋さんの物干し場みたいだ。
ゴミ出しに行ったら掃除のおばさんがいなくてオジサンがやっている。
病気でなければいいのだが。
セゾンと楽天のクレジットカードのことで知りたいことがあって、ログインをしようとしたが、「また」うまくいかない。
「また」新しくＩＤとかパスワードを再設定したが、やはりうまくいかない。
それぞれのカスタマーサポートにアクセスしたが、いろんな窓口があったり、要件を数字で入力したり、、まことにもって分かりにくい、分かっている人はこんなところに来ないっチュうのに。
生身の人間にたどり着けたのはセゾン、楽天はチャット、これまた大変、スクリーンショットを送れなんて言われてもね。
固定電話番号を入力せよと言われて、その番号が出てこないとなったら頑固に出てこないし。
世はデジタル時代、ＧＯＴＯや何とかバックなどでうまいことやるのもデジタルを使いこなせないと無縁のようだ。

悲しい、腹立たしい思いで悪戦苦闘して、それでも２万円を超えるポイントをマンションの管理費に回せることができたり、支払い請求内容の中身も分かって、時間給換算にしてみれば上出来というべきだった。
新米をいただいたので、サツマイモや銀杏、ニンジン、シメジ、油揚げなどの五目御飯、ふだんは液化米専門だが、感謝して天地人の恵みを味わう、うまいなあ。

きのうは、朝思いついて近所のクリニックに電話したら、今ならすぐできると言われてインフルエンザ予防接種に行ってきた。
「どう、最近は？」「体中が痒くて、くらいかな」といったら、ちょっと診てくれて「背中に薬塗りにくいでしょう、スプレーのを出してあげようか」というわけで、かゆみ止めのスプレーを使うと、たしかに楽になった。
苦あれば少しはいいこともある、今日この頃、悪いことばかりなのは菅政権だ。
きのうは「地の群れ」を読みふけったがまだ終わらない。
とっくに読み終えた「東條英機」を図書館に返す前に、その内容を紹介しようと思ったが、犬の耳が多すぎてそれを選んでまとめる「ずく」がなくなった。
せめて東條という人間について他人の評から、

根は単純正直で、ゆえに扱いやすく、騙し合いを旨とする”政治”にはあまり向いていない。

「最も優秀な大尉参謀」という感じ、軍人としての実務は優秀だが外部との政治には向かない。

（ヒトラーのような総帥になろうとしたが）しょせんヒトラーのようなカリスマ指導者にはなれなかった。軍を指揮してヨーロッパを制覇した実績も、聞き手を魅了する巧みな弁舌の才もなかった。

東條首相が怯えていたのは、皇道派、右翼およびそのテロ、近衛前首相そして「平和主義者、自由主義者、共産主義者」。
「平和主義者、自由主義者、共産主義者」は陸海軍の一致を壊そうとしていて、その勢力は閣僚にまで及んでいると思っていた（これが、戦時下の政府批判弾圧を厳しくしていく）。

対立する相手と一杯やりながら本音で語りあうようなことはせず、天皇の忠実な軍事官僚として、天皇の前で全会一致の手続きで決めたいとした。

東條が枢密院、天皇の面前でしばしば逆上したのは、枢密院が元外交官などインテリの牙城だったことが、東條の敵意に火をつけたのかもしれない。「平民派」東條には帝大卒外交官や政治家のような高い教養があるわけではなく（探偵物が好きだった）、非インテリの大衆にしか支持基盤を求められなかった。

説明のつかないほど巨額の金を（アヘン密売説もある）政治資金として各所にばらまいたが、個人としては金にきれいで、終戦まで闇物資を買うこともなかった。

さあ、現今日本の悪どもの誰にどれだけ似ているだろうか。