大政翼賛国家への道 #日本学術会議への人事介入に抗議する
2020年 10月 02日
今朝の赤旗トップ記事。「菅首相、学術会議人事に介入」。これまでは同会議の推薦候補をもれなく新会員に政府が任命してきました。ところが、菅首相が安保法制批判者らを任命せず。学術会議は日本の科学者を代表する機関で、政府から独立して政策提言をおこないます。安倍さん以上に恣意的人事すすむ。 pic.twitter.com/neHZxWm0DG
— 宮本徹 (@miyamototooru) September 30, 2020
これは菅政権が衝動的にやったということではない。
安倍以来、着々と準備をしてきた全体主義国家への大事な一歩なのだ。
現時点で内閣府が認めた事実。確信犯だ。
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) October 1, 2020
・H29に学術会議の軍事研究(抑制的解禁)声明
・H30に内閣府と内閣法制局で「総理が任命拒否可」の解釈を作成
・本年8/31に105名推薦名簿を受理
・9月上旬に上記解釈を再確認
・9/16の菅政権発足後、9/24に6名除外した99名の任命起案を起草し、9/28決裁
学術会議の推薦に「基づいて」というのは、形式的手続きであって総理大臣がそれに変更を加えることは予定されていない。
それは従来の内閣の公式見解でもあった。
学術会議の選出が推薦制に改変された当時、政府は国会で「ただ形だけの推薦制であって、学会の方から推薦をしていただいた者は拒否はしない、そのとおりの形だけの任命をしていく」と答弁していた(83年11月24日参院文教科学委)
— 山添 拓 (@pioneertaku84) October 1, 2020
知らなかったでは済まない。菅政権でなぜ排除したか、徹底解明が必要。
拒否した6人のお名前、あの加藤陽子さんもいる。
日露の近代外交史を学ぶことによって、北方領土交渉を真に実りあるものにすべきだ。
その内容を国民にも知らすべきだ、と最近の毎日新聞でも発言、このブログでも紹介した。
こういう人を優遇しないで、政権の意を忖度するような学者だけのいうことを参考にしていては世界からも見放されてしまう。
菅義偉が任命拒否した6人の学者の方々。余りにも露骨。 #日本学術会議への人事介入に抗議する pic.twitter.com/1U02AP0JbB
— はな (@hanakija38) October 1, 2020
まともな民主主義国家としてはあまりにも乱暴でお粗末なやり方だが、恐ろしい事には今の日本では大した問題にならずにすぎてしまうのではないか。
恐ろしいことです。ただ、菅政権としては下手を打った可能性があります。今後の展開次第では、政権の大きなほころびになるかもしれません。 https://t.co/eTnfCf8iPs
— 齊藤信宏 (@nobusaitoh) October 1, 2020
加藤陽子の問題提起を共有して政府を追求すべきだ。
首相が学術会議の推薦名簿の一部を拒否するという、前例のない決定をなぜしたのか、それを問題にすべきだ。この決定の背景を説明できる協議文書や決裁文書は存在するのだろうか。
— 佐平次 (@saheiziinokori) October 2, 2020
加藤陽子の疑問を共有します。#日本学術会議への人事介入に抗議する
https://t.co/hdzck1fHtp
せんじつ書いた記事を再掲して、改めて菅政権の獰猛さ・危うさを訴えたい。
竹中平蔵が「ひとり七万円あれば生きていけるので、それをベーシックインカムとして、年金や生活保護をやめるべきだ」と言ったのは、菅がこれから進めようとしている新自由主義政策の深化の先触れだ。
オリンピックのゴリ押しで電通とメデイアを従え、まつろわぬ官僚は左遷すると脅し、コロナ対策用の予備費を削って一億円捻出、大勲位・中曽根の葬式をやることで新自由主義を神がかり的なものにする。
デジタル庁を作り、マイナンバーを義務付けて、国民総背番号を完成、すべての国民を監視できるようにする。
エキサイトもそうだが、「不都合な記事」をチエックし削除、意見を言う場から締め出す。
「国民のために働く内閣」などと同義反復を事ある毎に嘯くのは、10%の人(とアメリカ)のためにやる政策に対する批判を「これは一見国民のためにならないようにみえるかもしれないが、そういう批判は当たっていない。なぜなら菅内閣は国民のために働く内閣だからだ」と言い抜けるための護符なのだ。
菅政権=絶対正義=新自由主義、菅政権を批判する者=不正義=共産主義(?)、独裁政権はいよいよ完成しつつあるようだ。
全国紙が全て東京五輪スポンサーなのは異様だ。噓まみれの招致、電通が仕切る不透明収支、猛暑下の開催、学徒動員さながらの無償ボランティア。メディアが権力を監視せず巨大国家事業は泥沼化。中止になってもコロナのせいにして誰も責任を取らないだろう。先の大戦と同じだ。https://t.co/OfAIdwDS8U
— 鮫島浩 (@SamejimaH) September 26, 2020
電通の電通による電通のための東京五輪と本間龍はいう。
「コロナに打ち勝った証し」として五輪をやる、とスガは世界に向けて言った。
コロナに打ち勝つ、っていったいどういう意味なのか?(無意味だ)。
その状態であることを判断するのは誰なのか?(とうぜん自分だと思っているだろう)。
菅が、こういう訳の分からない言葉を使うときは要注意だ。
それは「日本における護憲・政府批判勢力をぶちのめして、大政翼賛国家を作り上げた(とスガが判断した)証し」というのが本心だ。
トップが「ヤンキー」から「ヤクザ」へ変わったのだ
いうようなことを言っていましたが、まさにそうですね…
誤魔化しさえ無く、暴力的に知性を潰しにくる。
反政府的かどうか、というだけでなく、自分の頭でものを考え、
発言する人の全てを弾圧しようとしているのだと思います。
独裁政権です。
その時いらいの怒りを感じます。学問を冒涜するものです。
野党もいつものような反撃でなく、ここは正念場と思って丁寧に国民に伝える努力をしてほしいです。野党には今までとは違う発信方法を考えてもらいたい。
戦争になる前に国民が反対意見を出せないような法律をどんどん作っていくでしょう。
その前に、私みたいな知識が浅く他人と同じ行動をするのが苦手な婆さんにも何かできないか考えていますが思いつかなくて内心自分にイライラしています。
歴史が繰り返されることは絶対嫌なのです。
それをいいことに、無道なことをやってしまう政府、盗人みたいです。
許さない!そういう気持ちを持ちつづけ、可能な限り言い続ける、それしかないですね。
菅政権の躓きの石とすべく、今声をあげなくては大惨事が待ち構えています。
それが右な人たちにお仲間と感じさせるのかと思っていましたけど
スガには子供っぽさや未熟さが無いのに、
学問・知性を潰しにかかる…
底知れぬ怖さを感じます。
とりあえず首相交代の勢いで自民党の支持率が跳ね上がったタイミングでの総選挙がなくなりそうなことで、ちょっと安堵。
まあ、それでも投票率が下がるだけかもしれないけどね…。