パナソニックはダメかも

金曜日に入れた欠陥エアコン、いまだに取り換えに来ない。
いつ来るかも分からない。

パナソニックの言い分は工事施工のミスかもしれないので、現地調査をしてからでないと対応できない（と言ってるらしい）。
と言ってまだ調査に来もしない。

消費者は僕、僕のやったことは、部屋の掃除やら職人に手洗いをお願いしたり、お茶や菓子を出したりしただけで、なんの咎もないと思う。
顧客第一なら、とりあえず僕のエアコンだけ取り替えて、あとの原因探しはゆっくり内輪でやればいいのだ。

僕が高齢で基礎疾患もちであること、カミさんの体調もよくないことも伝えて一日でも早くゆっくり寝られるようにしてほしいとお願いもしたのだ。

ひとことの謝罪もなく、自分たちの休日などの都合を優先して販売会社や施工業者をいじめていばりくさってやがる。
パナソニックたあ、とんでもねえ野郎だ。

22日の段階で、こっちの都合も聞かずに28日に修理にいく、という連絡が（Ｋさんから）あって、それでカチンときた。
新品の不具合を修理で胡麻化すなんてありえないだろう。
傷物を売りつけたってことだ。
すぐにその話はないことにした（返事はなかった）。

きのう一日待てど暮らせどなんの連絡もない。
ついに業を煮やして、さっき、９時ジャストでお客様相談センターに「遅れている理由」「対処方針」「補償（しょうがないから「ここ冷え」というのを買ったのだ）」について至急明らかにしてほしいと要求。

最後の要求は怒りの塊だ。

（「ここ冷え」をプリンターの上に乗せて頭を冷やしている）

23区で八月に１7０人が熱中症で亡くなって、そのうち60代以上が9割り、エアコンを使用してなかったひとが142人だという。
そんな状況であることは百も承知のはずなのに、よくも電話一つよこさないで平気でいられる。
さいしょは、そんなにでもなかったのだが、だんだん腹が煮えてきた。

トマトひとつだって、傷んでいると電話すれば、すぐ良いものを届けにくるスーパーやデパートがあるのに、エアコンを売りつけておいて、クレームは販売店対応という大企業。
それが、日本の産業の停滞の真因ではないか。

午前中に回答をくれといったが、果たしてどうなることやら。
会話は録音します、というのだから、エライヒトにそのまま送信すればいいのよ。
パナソニックと言えば松下幸之助だ。
Wikipediaに、

ダイエーとの間で、松下ＶＳダイエー戦争が行われ、１９６４年、社内外の引き締め目的で熱海ニューフジヤホテルを借り切り、全国の販社・代理店と直談判する機会を設けたものの、新興スーパーマーケットとの競合による売行不振、熾烈な販売ノルマや販促グッズの押し付け、欠陥テレビの修理費負担などが問題化して紛糾し、丸3日間にわたって逆に吊し上げられた（全国販売会社代理店社長懇談会、いわゆる「熱海会談」）。このため「共存共栄」と自筆した色紙を配布して沈静化を図る一方、営業本部長代行を兼務し、トップセールスとしての現場復帰を余儀なくされた。

とある。
欠陥商品の修理費負担を販社などに押し付けるのはこの会社の伝統なのか。

パナソニックの「行動基準」には、顧客満足については、さらりと

また、お客様の信頼と期待に応えるために、商品・サービスを適時的確にお届けし、ご要望やご不満に機敏に対応するとともに、お客様情報の管理の徹底などを図ります。

とか、

私たちは、お客様が心から満足していただける価値を提供しつづけることで、ゆるぎない関係を築きあげます。

なんて書いてある。
ちっとも機敏じゃないぞ、揺らいじゃったぞ。
だいたい松下政経塾なんて作って、ガリガリの権力志向政治家を、輩出するのも間違いだったぞ。

というわけで今日は予定していた荷風さんには自宅待機を願いました。