修学旅行のためにカメラを買った&GOTOドタバタのタクラミ

かなり強い雨に濡れながら粗大ゴミを出して、少しづつやっているうちにエンジンがかかっていつもの大掃除、こんどは汗でびっしょりになった。
悩みのあるときは身体を動かしているのがいちばんいい。
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ゆうべ見た(録画で)佃島の話。
三年に一度のお祭りの神輿を担ぐことを目標に生きつづけてきた90歳(?)の男、一緒に担がせてやる人々の表情も素晴らしかった。
祭の準備のさまざまなことを鍛えられる若者、「学校では教えられない、こういうことがほんとに大事なことだとわかるには2〜30年かかる」という先達。
「佃祭り」など落語のいろいろも思いつつ見ていた。

きのうの三日連続の病院はペースメーカーの半年に一度のチエック、「電池残量があと3〜4年」、いつもビミョウ、ますますビミョウ度合いが増してきた。
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GOTOキャンペーンのこと。
感染対策と両立、アクセルをふかしつつブレーキを踏む。
若者と高齢者の団体はダメ、ただし修学旅行はよし。
宿についたら検温して、お風呂はすいているときに入って、食堂でもワイワイ盛り上がらず、観光地を歩く時も密にならないように、、。
修行僧の行列みたいなものだ。

コロナ疲れの国民に旅を楽しんでもらおうというのが目的ではなくて、割引という餌を呼び水にして、できるだけ金を使わせようというのが目的なのだから、その旅が楽しいかどうかなどと言うことには関心がない。
観光業者たちの救済といったって、経営者の救済であって、そこで働く人たちには気の遠くなるような負荷をかける。
まじめな人ほど草臥れるだろうなあ。
早い話が、与党の利権に献金するようなものだ。

その餌だって、アメリカから押し付けられた戦闘機をキャンセルして金を浮かすとかならまだしも、旅行に行かない人・行けない都民なども含めた国民の納めた税金が財源なのだ。

アベはどこにいるのか、雲隠れしたかのごとく、国会にも出てこないし、記者会見も開かない。
野党の出席要求に、自民党は「困難と思われる」、ケガでもしたのか、そうならもう金輪際出てくるな、辞めてしまえ。
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荷風は歩く人、歩いて見る人であり「覗く」人でもあった。
荷風がカメラを愛したのは、荷風が徹底した「見る人」だったからだろう。彼はついに人間を愛し得なかったが、しかし、人間の生活を距離を持って見るのは好きだった。遠くから町と人間を見るのは好きだった。そうした孤独壁の強い「見る人」にとっては、カメラは絶好の同行者だった。(川本三郎「荷風と東京」)
萩原朔太郎も写真を撮ることで知られたが、朔太郎の写真は「芸術写真」で自己表現のための写真だったが、荷風は「記録写真」、風景が主役で自分は後ろに退いている。
自分で現像したのは、他人に見せられない「四畳半襖の下張」的カテゴリーのものもあったからだ。

荷風がカメラに興味を持ったのは、親友の二世左團次が、欧米漫遊で使ったアメリカ製手札型巻フイルムの暗箱写真機を借りたのが最初だった。
一般に写真熱が高まるのは1920年代、関東大震災のあとだが、荷風は大正のはじめにカメラを持ち歩いている。
ローライコードとかローライ・フレックスなど高級カメラをもって、墓地とか路地、放水路、橋などを好んで撮った。
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僕がカメラを買ったのは高校一年、自分のお小遣いを貯めて修学旅行に備えたのだ。
パンフレットや写真雑誌の広告などを見比べて、ヤシカの二眼レフを手に入れた。
6×6の大きさは、そのままプリントしても見られないことはないので、経済的だと思った。
京都のどこかでダスターコートを着て、首からヤシカをぶら下げている僕の写真があるはずだ。
それを撮ってくれた男は早くに亡くなってしまったけれど。
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その後、35ミリにして何台買い替えたか、どれも残っていない、写真はスマホオンリーだ。
あのヤシカ、どうしたのだろう、今ならいい値段で売れるのになあ。
Commented by ppjunction at 2020-07-18 12:33
江戸っ子の祭り好き!
特に60−70は未だまだひよっこだい!って言う男たちの鯔背は凄い!
私もカメラ(キャノン)持って祭りと聞けば追いかけた一人ですが
浴衣の着方も素敵過ぎて、撮ったのは皆んな老人組ですね。
若造は姿が形にならない。
イヤア〜!カッコイイ!
Commented by saheizi-inokori at 2020-07-18 12:40
> ppjunctionさん、たしかに、カッコイイ!
人生をかける人がいるわけです。
80半ば?のお婆さんが、同い年のお爺さんに「あんた、私と同い年でしょ、なんか年寄り臭くなってるよ」とどついていました。
Commented by doremi730 at 2020-07-18 12:44
ペースメーカーもあと4年大丈夫でちょっと安心ですね。
お悩み事と伺い、心配しています。
高校の修学旅行の為にカメラをお買いになったとは
偉いですね~!新聞配達のアルバイトはその為だったのですね。

私はカメラ好きだった兄の小さいカメラを借りて小学校の
修学旅行に京都へいった時に、嵐山で川にカメラを落とし
帰宅後叱られたのを思い出しました(^^;
Commented by saheizi-inokori at 2020-07-18 13:11
> doremi730さん、新聞配達と特別奨学金のおかげです。
小さいカメラで修学旅行、お若いのですね。
Commented by wawa38 at 2020-07-18 15:14
まったく、戦闘機など買って欲しくないです。あの勝手なアメリカを助けて、日本は困窮するのですね。日本のトップは頭がおかしいとしか思えない。
Commented by saheizi-inokori at 2020-07-18 15:27
> wawa38さん、戦闘機でコロナをやっつけてくれるならともかく、ね。
Commented by りんご at 2020-07-18 15:41 x

コロナも大雨災害も,フクシマ小児癌40倍の発表もどこ吹く風
アベはどこに雲隠れでしょうか 
アソウは後援者3千人集めホテルでパーテイを開催してる由
あんまりですわ 国会は何の為にあるのですか 空しいです 
Commented by jyariko-2 at 2020-07-18 17:06
小さなデジカメを手にしたときから
どこへ行くにもカメラと一緒です
でもその頃から写真をプリントしなくなり
なんだか写真の価値が下がったように思います
気持ちの沈んだ時にはなるべく外に出るようにしています
今の私のストレス解消法は土いじりとなっています
戦闘機の予算をコロナ対策に回したらいいのにって 無理?
Commented by saheizi-inokori at 2020-07-18 17:23
> りんごさん、無能な威張り屋を食わせるため?
Commented by saheizi-inokori at 2020-07-18 17:24
> jyariko-2さん、その方が国を守りますよね。
Commented by Deko at 2020-07-18 19:17 x
老いも若きもお祭りはそのことで一つにまとまれる機会ですね。故郷の秋祭りでお神輿をかつで粋に格好つけていた同級生を思い出します。。あの頃はカメラはまだまだ貴重でしたね。プリントされた写真が手元に沢山あります。デジカメスマホなんだか写真の存在感もなくなりつつありますね。
Commented by saheizi-inokori at 2020-07-19 06:24
> Dekoさん、フイルムがもったいないから、慎重にシャッターを切りました。
その分だけ思い出も深く脳裏に刻まれたのかもしれません。
Commented by at 2020-07-19 06:39 x
落語には横丁のご隠居なんてのが登場します。
大通りのご隠居なんてのは出て参りません。

>高級カメラをもって、墓地とか路地、放水路、橋などを
荷風の好んだのは、境界的な、架橋的なトポスなんですね。
その静寂から詩魂を磨いていったんでしょう。
Commented by j-garden-hirasato at 2020-07-19 07:34
NHKで雲切仁左衛門をやっていますが、
安部さんは、真似しているのでしょうか。
Commented at 2020-07-19 08:27
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by saheizi-inokori at 2020-07-19 11:23
> 福さん、大通りの旦那が隠居したのが「茶の湯」でしょうか。
付け焼刃の風流がおかしい。
花見より墓見がいいと拗ねてみせたのが「安兵衛狐」、ここは谷中でした。
落語は百科事典のようです。
Commented by saheizi-inokori at 2020-07-19 11:25
> j-garden-hirasatoさん、前にいくつか見ましたが、どこかアベに似たところがありましたっけ。
雲切が狙うのがアベのように思います。
ああ、隠れている、ってことですか。
Commented by saheizi-inokori at 2020-07-19 11:28
> 鍵コメさん、この本はなかなか面白い、荷風もさることながら東京の風俗の歴史が興味深いです。
Commented by ikuohasegawa at 2020-07-19 17:15
アベの出席「困難と思われる」ならもう金輪際出てくるな、辞めてしまえ。
Commented by saheizi-inokori at 2020-07-19 20:09
> ikuohasegawaさん、頭の具合が悪いのでしょうね。
Commented by 平名 at 2020-07-20 05:11 x
 最近は携帯でパチリで写真現像までいかない⁉ 昔のカメラ時代が懐かしい、、 go toが強盗と読めてくる⁉ 怖い時代だ、、
Commented by saheizi-inokori at 2020-07-20 06:19
> 平名さん、絞りだピントだってめんどうだけど、写真を撮るという興奮みたいなものがありました。
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by saheizi-inokori | 2020-07-18 12:06 | よしなしごと | Comments(22)

ホン、映画・寄席・芝居、食べ物、旅、悲憤慷慨、よしなしごと・・


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