ピィーに見捨てられた日本
2020年 06月 18日
幾通りものバスの行き方の一つ、空いているだろうと思ったら、ひとり立っている。
診察開始の少し前に行って、ぜんかいは一番乗りだったのに、三番目、そのあとどんどん入って来て、椅子がフル回転だ。
網膜剥離はないということでほっとした。
小さな店が一生懸命に生き残りを模索している。
コロナがなければ寄ってやろう、と思うがコロナがあるから苦労しているのだ。
僕だってコロナさえなければ、さっそく「はじめ」に駆け込むし、子供や孫たちにも会いたいのだ
「珍しいね」「暑くなったからかしら」、そうか気温とパンの売れ行きには関係があるのか。
角の肉屋のいい匂いにつられて「一口ヒレカツ」を4つ頼んで、外をあるいて揚がるのを待った。
メニューには「4,5個500円から」とあったのに、五つも入って430円だったか、おまけしてくれたのかも。
晩酌の肴に食ったらうまいではないか。
やはり外はいいなあ。
人々があるリアリティをもってある種のものの存在を信ずるのであれば、それがいかにそれを信ずる人々の思考と感情の範囲の外からやってきた異人にとって容認しがたいことであれ、異人の論理の押し付けによるきめつけを行う前に、その存在の世界をできるかぎりそれ自体の論理の中で理解するように努力しなければなるまい。私たち外側にいる者にとって見えないものが内側にいる者にとっては自明のものであることは多々ある。タイ人は、仏教の高僧からインテリや庶民に至るまで、「ピィ―」、悪霊の存在を畏れている。
外部、異人からそのことに触れられることを嫌がり、隠し、恥とする人もいる。
けれども、彼らの内部においては、そのあり方は逆で、心の奥には生々としたピィーへの感情が息づいている。それは実に底深い感情の基調に位置するものである。外側からは容易に覗けない文化の深層なのだ。
生存の一切が、ブッダの光輝とピィーの暗黒との対応によって決められる。筆者はこういうものを単に図式化してこと終れりというこれまでの「科学」「人類学主義」には不満で、異文化に「加入(イニシエート)」し、内側の内在的な論理を自ら体得して「文化」を身につけたいと思っていた。
そして、ある夜、二階のベランダに立って真の暗闇、底のないような暗黒に対峙して、時の流れが止まって、上半身は熱帯の暑さに在りながら、足許には冷え冷えとしたものが伝わってくる、奇妙なアンバランスのなかで自身の存在すら消えてしまったような感覚にひたっていたとき、
あっと一瞬寒さが身体を貫く。私は縮むのを感ずる。全身が、全存在が、縮まってゆく。何という脆さ、何という弱さ、何という存在の卑小。ピィーだ。ピィーがいる。ざぁーとピィーが闇の中から迫ってくる。圧倒的な強さだ。あーあっと存在が吸い寄せられそうになる。ぐいぐいとピィーが迫ってくる。私にはもう何も分からない。私は盲目になってしまっている。何もみえない。何も聴えない。ただ、闇の中からピィーが迫ってくることがはっきりと感じられるだけだ。これがピィーというものなのか。何も形定かなものはない。何ものかがひしひしと迫ってくる感じ、肌にふれるような、、、。はっとして目が覚めると隣にタイ人の修行僧が立っていて、微笑みながら筆者の話を聞いてくれて、自身のピィ―体験のことやタイ人にとってピィーがとても重要な存在であることを話してくれるのだった。
日本人の僕にはピィ―体験はない。
日本にも名前こそ違ってもピィーのような存在がいると思う。
そのピィーが姿を見せなくなったから、または出てきても見る力を日本人が亡くしたから、日本がこんなに底の浅い、薄っぺらな国になったのかもしれない。
これをアップしたのが西村、今のコロナ担当大臣だ。
こういう軽はずみなことをする男にコロナ対策をやらせることもアベノミス、まあ、そんな人材しかいなかったということだろう。
私がtwitterで政治発言始める切っ掛けになったのがこの人でなし集団自民亭です。この時twitterで京都から悲痛な叫びが聞こえました「水が床上まで来た。まだ上がって来る。恐い」「状況が分からない。助けて」
— 君に届け!滑稽新聞@空気を変える (@akasakaromantei) June 17, 2020
泣きながら分かる限りの情報をツィした事忘れない
(ゆみさなさん)pic.twitter.com/sZUeLOFVmE
息をするように嘘をつくアベに習ってか、菅やアソウもその場その場で適当なことを言って、そのごの言行不一致が指摘される。
これもそのひとつだ。
国会会期の大幅延長を求める動議が、自民公明の反対で否決。世界的な危機に陥る中でこれは酷い。ここで、東日本大震災後に会期延長された際の麻生財務大臣のご発言を紹介します。
— HOM55 (@HON5437) June 17, 2020
「被災地で災害復旧が端緒についたばかりの今の段階において、国会議員が夏休みをとれるという話は成り立つ話ではない」 pic.twitter.com/XopjVmvmlB
悪霊、妖怪、精霊、色んなピィーがいるようですね。
日本にも、様々な妖怪とか、霊的存在がいますが
それを体感できる人が、減ってしまったのでしょうか。
夜の闇がなくなって、明る過ぎるのかもしれませんね。
街から消えて、遠くの山奥に逃げてしまったのでしょうか。
しかし、インターネットの中、電脳の闇の、そこ、ここに、
多種多様な悪霊が、潜んでいて、色んな人に取り憑いたりしている
ような気もします。
写真を見たら、このところ家に花のない生活をしていることに気が付きました。買い物に行くカミさんも急いで急いで帰ってきているのでしょうね。