何から何まで真っ暗闇よ 筋の通らぬことばかり 「女帝 小池百合子」
2020年 06月 09日
あれはいっぺんにやっちゃうと問題点ばかり多すぎて、かえってツッコミどころが分からないということか、読者サービスで小出しにした方が理解を得やすいということか、それとも僕のブログと同じでネタ稼ぎなのか。
それにしても、強盗キャンペーンの委託の見直しとか、再委託の中間検査とか、電通などの謝罪と釈明(になっていないが)会見とか、追及の成果は(形だけでも)あったかもしれない。
なんで、委託から再委託、さらに外注というような複雑なことをするのかと言えば、再委託から先はほとんど役所もメデイアもチエックしようがないから、それだけ好き勝手にお金を使えるということだと思う。
好き勝手に、どう使うかと言えば、そりゃあ、経産省や関係省庁をはじめ、電通・パソナなど悪党どもの好き勝手なのだろう。
それは回りまわってアベ事務所への献金にもなる、元は税金だぞ。
なかなか届かないマスクや10万円に怒っている人々、さらには倒産するかどうかの瀬戸際で焦りまくっている中小企業経営者とその従業員にはイイつらの皮だ。
スピード感をもって、不測の事態に備えての建前で10兆円もの予備費を掠め取った上に、国立公園に遊歩道を整備する予算までコロナ対策だとぬかしやがる。
かえりに和菓子屋で麩饅頭と赤飯も。
朝飯のあとのコーヒーと和菓子、こんなことを楽しめる・楽しむとは夢にも思わなかった現役時代は遠くなりにけり。
アベがモリカケで凋落の兆しを見せると、「小池総理待望論」がメデイアによって盛り上げられ、都民ファ―ストの会が都議選で圧勝した小池は、機を見る天才を活かし「日本ファ―ストの会」(代表・若狭勝)を立ち上げる。
民進党は蓮舫が代表辞任、前原新代表が山尾志桜里を幹事長に指名する。
二人の人気女性の挟撃にあって、アベ政権はピンチを迎えるが、山尾のスキャンダルが週刊文春に、一転民進党は大混乱に陥る。
それをチャンスとみて、官邸は臨時国会開催・冒頭で衆院解散と打ち出す。
こんどは野党がピンチ。
そこで、小池は「国民新党 希望の党」を立ち上げ、自ら代表として国政選挙を戦うと宣言する。
「東京から日本を変える方が改革の早道」と言って、「都民ファ―ストの会」をたちあげ、都議選で圧倒的な勝利を得たばかりなのだ。
一年前には「東京でアベノミクスをより強く実施するために都知事になりたい」と言って都知事選に出馬したのに、こんどは「日本の経済は良くなっていない」とアベノミクスを痛烈に批判する小池。民進党は混乱の極、前原は密かに小池と会って、民進党全員が希望の党に合流すると発表する。
ここまでは小池の独壇場、自民党は都知事選で党都連が味わった恐怖を味あう。
ところが、いよいよ総理の座が見えたかと思えたイカロスの翼の蝋が溶けてしまう。
ふだん厳しい質問をするのでめったに小池にあてられない、見るからにパッとしない60歳近いフリージャーナリスト横田を指名したのが、そのきっかけだった。
前原代表が「公認申請すれば排除されない」と言ったのはことについて、小池知事・代表は、安保、改憲で一致しない人は公認しない、と。(小池は)前原代表を騙したのでしょうか。共謀してリベラル派大量虐殺、公認拒否(を企てた)とも言われているのですがと尋ねると、小池は笑いをこらえる仕草をし、余裕たっぷりに笑みを浮かべつつも、少しイラついた様子で
前原代表がどういう発言をしたのか承知を致しておりませんが、「排除されない」ということはございませんで、排除いたします。と答えた。
この記者会見がすべてを変えた。
僕も、小池の言わんとすることを理解しつつも、リベラル派大虐殺だと思った。
小池の傲慢さがこのひと言で露呈されて、今まで味方だったテレビが批判する側に回り、アベ政権は(希望の党の拙劣な選挙もあり)窮地を脱したのである。
もちろん、彼らの思惑通りに、投票に行かない人、どんなことがあってもアベ信者、御身大切な既得権層のお陰でもあった。
あのとき、小池が「排除します」と言わなかったら、総理大臣になっていたら、それはアベの長期政権よりも良かっただろうか。
究極の選択だ。
何から何まで真っ暗闇よ すじの通らぬことばかり
右を向いても左を見ても ばかと阿呆のからみあい
どこに男の夢がある
災害をこれ幸いと金儲けに転じさせる腹黒く強欲な電通とパソナと、ばかで阿保な政権との絡み合いでござんすよ。
いぜれ博物館にでも飾ったら・・・。
安倍一族と共に。
あーー、その頃は日本中がこの生き物に制圧されているかも、ブラックバスによって固有種が消えていったように。
メデイアジャンキー,利権,嘘平気,電通,政治倫理無し,二階
あの稲田と「女性を支援。。」で徒党を組むという恥知らず
都民の税金を湯水の如く使い,任期中の公約は何ら果たさぬ
こんな知事が再選される? する人いる? いるんですね
「日本人には未だ選挙制度は無理」腹立つ檄文がぼんやり昼行灯
寄ってくる人には甘く面倒もみるというのはアベで、その点は小池は本書で読む限りでは孤独な感じがします。
おぼっちやんと這い上がった人間の違いかもしれないです。
3・11だったかのときに、九州の道路の修復予算が復興予算に紛れ込んでいました。
彼らの宿痾でしょうか。