くたばれ、テレワーク!
2020年 05月 26日
政権の緊急事態でコロナの緊急事態宣言解除。
解除するけど、ステップを踏んで、ヘビの生殺しのような可笑しな話だ。
緊急事態宣言そのものは生かしつつ、休業要請などをステップを踏んで緩和して行けばいいのに。
宣言解除したら、旅行するな、営業しないでくれなどという法的根拠はなくなるのだ。
経済と命の両てんびんに政権の支持率も乗っけて、どれも中途半端になって三方一両の損で済めばまだましだが、三密ならぬ三滅(政権は滅でもいいけど)とならぬことを祈る。
途中の居酒屋や寿司屋がみんな営業中だ。
もう面倒になった、一杯やっていくか、とヤケッパチ気分になったのを、まあまあ、と押しとどめてくれたのは、道端の矢車草。
スーパーで、ホタルイカと野菜の煮物を買って「おうち飲み屋」で我慢とする。
イヤなこった。
「おはよう!」「どうした、ゆうべあれから」「なんか元気ないなあ、無理すんなよ」、、。
朝の挨拶はおたがいの顔を見合って、ときには肩を叩いて、するもんだ。
だいたい、二日酔いの熟柿の匂いなんか、テレワークで分かりやしない。
その方がきれいごとでいいだと?!そんな人とは一緒に仕事をしたくないなあ。
握手、ハグ、肩を組む、子供ならじゃれ合う、触ることが、なによりもの心の通い合いなのだ。
ひとことも発しなくてもじっと手を握っていてくれること、それがどれだけ多くの人の苦しみを和らげたことか。
ただでさえキレイ好き、潔癖症がはびこる世の中にコロナが舞い降りて、接触不可域を一挙に拡げた。
感染を防ぐための手立てが、「新しい日常」とやらのスタンダードになりそうだ。
人間を数で管理して、グローバルな数字に置き換えらえる何かのみが仕事の質量として評価される、誰でもいつでもオンオフ、クリック一回で消されたり置き換えられたりする世の中。
そんなGAFAに率いられた世の中を待望しているのが、小粒のgafaやアベたち新自由主義の悪魔どもだ。
現場の人、物、空気を常に五感を働かせて、見て、聞いて、触って、味わって、匂いを嗅いで異常を見つけて、あるべき姿に近づける。
それが経営管理の核心だと、僕は思って生きてきた。
くたばれ、テレワーク!(言いすぎですね)
サルトルが「存在と無」において、ハイデガーの超越の概念を解説しつつ、「世界を超越する」と言っていたが、これはまったく間違いであり、ハイデガーの考えでは、現存在は「世界へ超越する」のである。しかも、これは別に特別な事態ではない。人間が人間であれば誰でもが超越しているのだ。<世界内存在>と<超越>がまったく同じ事態を多くの異なった視角から名指すものだ、、。サルトルでも「まったく間違える」、僕がなかなか苦労するのも無理もないのだ。
だって ハグして触って気持ちを和らげ落ち着かせて
しゃべって笑って触れ合ってこその人間だと思うのですが
若い人たちの孫たちの生活に潤いがなくなりそうで・・・・・
テレって電話のことだと思っていました、電話で話していないのにと不思議だったんですよね、hisakoさんの記事を読んだときも。
テレワーク、意味が分からない人も多いのでは、そう思いたいです。
部屋中にシンナーの臭いをさせて茶碗の絵付けをしていた、母もテレワークでした。
友達と楽しむときは黙っていても楽しいけれど、ブログは文字にしないと空白です。しかも、しょっちゅう誤解や言葉足らずです。
あのWHOが「日本の対策成功」と持ち上げて、もらえなくなったアメリカからの資金を、足元を見られている安倍ちゃんの日本からがばっと・・とか悪い方に考えたりしています。
どっちもどっちですが、首相の方が情けなさ度合いで勝ります。
東京一極集中も解消されるはずですが…。
病院でも若い看護師(男性)が「年寄りの患者が接近してくるのは、相手が若い女性看護師だからじゃないんですよ。僕にもすごーーく接近して話しかけたり手握ったりするんです。耳が遠かったり、目が悪かったりするわけじゃないのに」と不思議がっておりました。
友人は「『先生、ここが痛いんです』って俺の背中触るんだぜ?変じゃないか?俺は触るためにいるんであって、触られるためにいるんじゃないぜ(爆)」
確かに、若い患者さんはそういうことしませんねえ。