無計画がいちばん? 阪神淡路大震災から25年
2020年 01月 17日
避難所の体育館で並んで寝ている親子、息子が父親にこのあとの計画を尋ねると、「無計画がいちばん、計画を立ててもその通りになることがない、ほら、誰が今ここに寝ているなんて想像したんだ?」という。
きのうは、スケジュール上は「空白の一日」のはずだった。
それが午前中は腐ったみかん騒動、午後になるとカミさんの腹痛が激しくぶり返し、近所のクリニック、そこから医療センターの緊急外来に行って検査を受けてけっきょく一日が不安のうちに終わった。
薬が効いたか、きょうは小康をえて一息だ。
計画を壊すのは、蜜柑の腐敗、家族の病気、、とくに自然災害はめちゃくちゃに人々、とくに豊かではない人々の計画をぶっ壊す。
阪神大震災から25年、あの日の朝のテレビの画面などは覚えているのに、その場に亡妻がいたような気がしてならない。
その二年前に逝ったのに(あれだって計画には入ってなかった、まったく)。
けさの東京新聞に、神戸市内の「借り上げ復興住宅」に住んでいる101人に聞いたアンケート(共同通信)の結果が載っている。
震災の記憶や経験が風化していると感じている人が6割に達している、その一方で、自身の生活が「復興していない」と答えた人が44%、震災のショックが続いていると答えた人が31%いた。
いろんな記憶が薄れて不確かになったり消えていく中で、死ぬまで忘れられない・立ち直れないこともある、その割合、そんな感じはぼくにもよくわかる。
原発が絡んだ3・11についていうならば、これは人間の常識的な判断を許さない、人間には制御できそうもないことが多くて、忘れるどころかますます深刻な問題が発生しているように思う。
それでも、アンダーコントロールとか、復興できたとか言って補助金をカットするなどのアベ以下の犯罪者集団がいる。
「何を言ったってあんまり意味がない。不平不満があっても、オリンピックを境に全てを打ち切りたいっていうのが国の本音でしょう」 福島の被災者、国に疑念 | 京都新聞
— 青木美希 (@aokiaoki1111) January 16, 2020
政府は県と住宅提供を打ち切り、予算も2021年度から大幅に減らします。https://t.co/KWR3qP6l5v
モリカケ、さくら見物疑惑、法務・経産大臣の辞職、IR疑獄?アベノミクスの失敗、、山ほどある問題について予算委員会で議論することを頑なに拒否して、疑惑の夫人(私人)ときな臭い中東に観光旅行、だいじなオマーンには寄らずに。
このご夫婦には震災の記憶はあるのだろうか。
国会審議も経ないで、一触即発の中東に自衛隊員を派遣し、外交で中東和平に貢献すると大口を叩いた安倍晋三が、あろうことか昭恵を同行させ、やっていることと言えば写真の通り!
— 北林あずみ (@kitabayasiazumi) January 15, 2020
中東へと派遣された自衛隊員の家族の心を土足で踏みつける行為だと言えないか!
これでも安倍を支持するのか
怒れ国民! pic.twitter.com/bv0z3ehg3T
きのうも、行きたい「はじめ」に行かず(行くと飲みすぎる)、あまり行かない店で、贅沢をした。
暖冬とはいえ寒中ですから、佐平次さまもどうぞご無理のありませんように。
私はあの日何をしていたかも思い出せません。
東日本の時は母がまだ入院中で、母のところへ行って帰ったばかりでした。
人生は本当に予測がつかないものですね。
奥様どうぞお大事に。
家族の具合が悪いと本当に不安ですよね。
そちらに雪の予報が出ておりますね、どうぞお気を付けてくださいね。
佐平次さんの記事の冒頭部分を読んで、あの避難所のシーンを思い出しました。
「万引き家族」とは違う切り口ですが、貧富の差、家族のあり方を感じさせる良い映画でしたね。
ぜひ、近いうちに、一献かたむけながら、あの映画のお話をしましょう。
私自身も1昨年11月から昨年3月まで殆ど寝て、医者通いが続いていたことを思い出し、さぞ大変でしょうと思います。
治るというのでなく痛みなどを抑えるというのが老体の悲しさですが、受け入れていくしか私にはありません。
お大事なさってください。
自分の思うようにはならないものですね。
亡妻に世話になった分までいろいろ働いて恩返しをしています。
思いこんでいる人を説得するのは難しいですね、それほどこちらもすべてを知っているわけではないし。
でも日本が中東の石油に依存しているのは今に始まったわけではないですね。
自衛隊の海外派遣など、予想すらしなかった現憲法ができたときも。
韓国料理、ランチならひとりで豚キムチ一皿食べて帰ればいいのですが、あれもこれも食べたいとなると、友だちを誘わないといけませんね。
ああ、あの頃がなつかしい!
健やかなることを祈念いたしております。