生き方は選べる 「奇妙な死刑囚」(アンソニー・レイ・ヒントン)
2019年 12月 22日
ご心配頂いてすみません、きのうより気のせいか痛みが少なくなりました。
一日ソフアで寝ころがって本を読んでいると、サンチが腹や足の上でまったりしている。
ときどき跳ね起きるようにして、胸の上までのしかかって顔を近づけてくる。
義母が家に来て、いちにち一人で留守番してもらったら、「サンチはね、ずっと私の膝から動かないのよ」とちょっと自慢気に言ってたのを思い出す。
いい子だよ、寂しがり屋のサンチ。
アラバマ州、1985年、29歳の黒人、これだけで冤罪だろうと思う。
その通り、身に覚えのない強盗致傷、殺人事件(3件)で逮捕され死刑判決を受けて以後、30年獄中で無罪を訴え続ける。
罪を犯していないことを弁護士、警察、検事、裁判官は知っていながら、有罪として死刑としたのだから、並大抵の反証を示しても、再審の道は閉ざされたままなのだ。
まるで、アベ政権のように、どんな証拠を突きつけても「問題には当たらない」として却下してしまう。
刀折れ矢尽きたかと思う頃、奇跡的ともいえる黒人の人権派弁護士が登場、二人は友人となって最高裁まで争い、検事(州司法当局)を敗北に追い込む。
死刑囚・アンソニー・レイ・ヒントンが絶望して自殺したり戦う意欲を失わなかったのは、愛情豊かな母親と、30年間刑務所に通い続けて励ましてくれた親友のお陰だ。
さらにレイが、そういう生き方を選択したからだ。
死刑執行される囚人のために壁を叩いて抗議連帯励ましのメッセージを送り、泣いている死刑囚を慰め、読書会を組織して「山に登りて告げよ」「アラバマ物語」を読む。
さいごのKKK殺人犯、白人・ヘンリー・ヘイズの心を溶かし親友になる。
ヘイズは幼いころからの父親の教育で、黒人は悪であり殺すべきだと思い込んでいた。
思い屈すると、想像の世界に遊び、エリザベス女王に会い、サンドラ・ブロックと結婚する。
そして聖書の言葉を反芻する。
祈り求めるものは既に得られたと信じなさい。そうすればその通りになる(マルコ伝11章24節)。神に感謝し祈る。
憎むべき検事も裏切りの証人もインチキ弁護士も、、すべて赦す。
死刑囚ばかりか看守たちも彼を愛し、相談事をもちかける。
そうしていても、お前の電気椅子のスイッチを押さなければならない、と言い、仕事なのだから志願して殺人部隊に加われと励ます。
仮釈放なしの終身刑に減刑という弁護士の誘いは、拒絶する。
無罪で外に出ていくことがママのためなのだと。
2017年3月現在のアメリカ合衆国の死刑囚の実名を挙げて、統計学的にはこのうちの10人に一人は冤罪だ、
その一人ひとりに家族がいて、生い立ちがあり、一連の選択があり、出来事があり、その結果、彼らは檻の中で人生を送るようになった。10人に一人という根拠は分からない(彼の30年間の体験かも知れない)が、それが百人に一人、いや千人に一人であっても、権力によって罪のない人を殺すことは許されまい。
10機に一機の割合で墜落すると分かったらすべてのフライトを中止するだろう。
アベ独裁の恣意に壟断される日本の司法制度においておや。
春になったらゆっくり、といっても二泊が限界、サンチがいるもの。
暮れの松本だったら、餅つき風景も見られたかな。
鉄の絃を張った竪琴を開放絃で鳴らして、メロディーを奏でる奏法が戦前戦後にあったそうだ。このスタイルが奄美大島に渡って伝説の唄者、里国隆が演奏していた。何とも言えない泥くささ。動画は、1924(昭和4)年の京都で餅の移動販売の一団を撮影したものらしい。 pic.twitter.com/n5YYViOZns
— 鬼澤伊佐 (@sabasabi) December 21, 2019
コンビニのおにぎりは大丈夫なのに他人が握ったものは食べられない。そういう若者が多いそうです。
これからは、人間よりAIロボットに親近感を感じる時代なのでしょうか。そのうち人間は除菌済ロボットの料理しか食べられなくなるかも。
少しばかり良くなっても過信されませんように、ご養生を。
餅米を預けておくと、夜遅くドンと玄関に置いていくのです。歓声をあげて、つきたての餅に醤油をつけて食べました。
暮れに房総の餅つきに誘われているので、なんとかそれまでには治したいです。
佐平次Twitterで読みましたが「安倍首相が米の笹川平和財団で
講演し代わりに2016年に山口を米の研究機関EWC(笹川助成)の
客員研究員に」流石は山口の仲人のアベ。権力濫用の怪物ですね
USOみたいけど、中国、USAよりましかも、健康第一