TVCFはあなたの身体のことなど考えていない 歯周病講義(1)
2019年 11月 30日
歯医者、きのうも三茶から歩いたが前回の靴底ペロリのときと違った抜けるような青空、風は冷たくても気持ちがいい。 行列ができるだけあって、いい匂いでうまそうな唐揚げ、八百屋もにぎわっている。 時間があるので、烏山緑道を歩いて太子堂の裏通りを迷ってみる。 下北沢の整体マッサージに通っていた頃はよく歩いた。
どうもこのあたりは病院に通う時にくるところか。 円楽寺、太子堂には聖徳太子が祀られていて、太子堂の地名の起こりだという。 林芙美子の不遇な時代の旧居あとが、この路地奥の二軒長屋。
一軒には壷井繁治・栄夫妻が住んだと案内にある。 西洋の宮殿を模したかと思うような豪邸があったかと思うと、ゴミ屋敷が無人のまま放置されている。
開発計画がとん挫しているのかもしれない。 ほんとに迷い始めて、予約時間に間に合わないと大変なのでスマホの厄介になる。
待合室でうららかな陽光を浴びながらウマイお茶をすする。
僕は一時の予約、診察室からあの嫌な音が聞こえる。
ということは先生、今日も昼休み抜きで診察されているのだ。
ステンドグラスのある診察室で、おそらく先生が撮ったであろう医院のまわりの花の映像をみつつ、有線の「やさしいクラシック」をBGMに、先生の話を聞く。
メモを取らずに聞いたので、もう忘れたことも多いけれど、ここに書いておきます。
分厚い「歯科保険の申請」とかいう書物を開いて、歯周病の箇所を見せながら、
まずは、歯はどのように顎の骨とくっついているか。
網状の血管と神経が歯を包みこんでいる。
その隙間を縫って目に見えるかどうかの無数の細い物質が顎の骨と歯を結んでいる。
その歯と顎の骨の上に歯肉がかぶさっている。
歯肉と歯の間が「歯周ポケット」。
その名はテレビで多くの人が知っているが、ほんとうは専門用語で、素人が知るはずのない言葉なのだ。
テレビは、あなた方の病気を治そうとしてCMを流さない。
だから、画面の右下に「イメージです」と断りをいれれば嘘も放映できる。
(このくだりで、表現の自由とか内心の自由、および共謀罪のことにも脱線する)
歯と歯肉の間にすき間ができて(ポケット)、そこに食べ物のカスがつまったのを歯ブラシが見事に掻き出す画像。
(治療後、三茶で食った蕎麦、「いかがでしたか」と店主にきかれ、「まあまあ」と正直に答えた)
そして、講義が「歯垢」のことに進んだら、ほぼ二時、「こういう話を聞いていても歯周病が治るわけではないから」といって、歯石除去をして下さって今日の診療はおしまい。
「長い年月をかけて、ここまでになった歯周病は一朝一夕では治らないし、逆に一週間やそこらほっといても急に悪くなるものでもない。そうでなければ、とっくに貴方の歯は亡くなっています」と、脅され励まされ慰められて、一か月後の予約(いっぱいなのだ、3週間後に夜の七時からなら、などというオファーもあったが、急に悪くはならないという言葉に依拠した)を取って帰った。 目青不動、ああ、ここにあったのか、三軒茶屋の駅の近くをぶらぶらしてみつけた。
暗いお堂のなかのお不動さまの目の色は青いかどうか分からなかった。 きのうも間違って急行に乗り二子玉川から戻った。
中曽根康弘が亡くなって、メデイアは中曽根礼賛一色の感あり。
原発、プラザ合意、新自由主義政策導入の風見鶏、日航機遭難の事故原因の隠蔽、、現在の日本(世界)の問題の原点みたいなところもある政治家だ。
真実の蓋棺録は、もう少し先にならないと出ないだろう。
どうもこのあたりは病院に通う時にくるところか。
一軒には壷井繁治・栄夫妻が住んだと案内にある。
開発計画がとん挫しているのかもしれない。
待合室でうららかな陽光を浴びながらウマイお茶をすする。
僕は一時の予約、診察室からあの嫌な音が聞こえる。
ということは先生、今日も昼休み抜きで診察されているのだ。
メモを取らずに聞いたので、もう忘れたことも多いけれど、ここに書いておきます。
分厚い「歯科保険の申請」とかいう書物を開いて、歯周病の箇所を見せながら、
ここに書いてる治療方法(チャート)は、私の歯科大学学生の頃から変わらない、つまり確立されたものであり、正しいのです。
それなのに、日本人の8割が歯周病というのは変でしょう、治療して治癒するなら(書物のチャートは「治癒」で完結している)、もっと減るはずでしょう。
「こんな面倒なことやってられるか」と、厚労省の定めた治療方法通りにやらない医師と、「もういいです」と途中で治療をやめてしまう患者が、イケナイのだ。
我慢強く治療を続けるために、歯周病のことを知らなければいけない。
これから、歯周病の初級講座を続けます。
網状の血管と神経が歯を包みこんでいる。
その隙間を縫って目に見えるかどうかの無数の細い物質が顎の骨と歯を結んでいる。
その歯と顎の骨の上に歯肉がかぶさっている。
歯肉と歯の間が「歯周ポケット」。
その名はテレビで多くの人が知っているが、ほんとうは専門用語で、素人が知るはずのない言葉なのだ。
テレビは、あなた方の病気を治そうとしてCMを流さない。
だから、画面の右下に「イメージです」と断りをいれれば嘘も放映できる。
(このくだりで、表現の自由とか内心の自由、および共謀罪のことにも脱線する)
歯と歯肉の間にすき間ができて(ポケット)、そこに食べ物のカスがつまったのを歯ブラシが見事に掻き出す画像。
そんなことは一切ないのです!噛んでいる間はご馳走だったものが、噛むのをやめると歯と歯茎の間を(自分で、または小人によって)こじ開けてなかに詰まるなんてことは一切ないのだ。
そして、講義が「歯垢」のことに進んだら、ほぼ二時、「こういう話を聞いていても歯周病が治るわけではないから」といって、歯石除去をして下さって今日の診療はおしまい。
「長い年月をかけて、ここまでになった歯周病は一朝一夕では治らないし、逆に一週間やそこらほっといても急に悪くなるものでもない。そうでなければ、とっくに貴方の歯は亡くなっています」と、脅され励まされ慰められて、一か月後の予約(いっぱいなのだ、3週間後に夜の七時からなら、などというオファーもあったが、急に悪くはならないという言葉に依拠した)を取って帰った。
暗いお堂のなかのお不動さまの目の色は青いかどうか分からなかった。
中曽根康弘が亡くなって、メデイアは中曽根礼賛一色の感あり。
原発、プラザ合意、新自由主義政策導入の風見鶏、日航機遭難の事故原因の隠蔽、、現在の日本(世界)の問題の原点みたいなところもある政治家だ。
真実の蓋棺録は、もう少し先にならないと出ないだろう。
Commented
by
unburro at 2019-11-30 15:36
死者に鞭打つことはない…ということなのか、
勝てば官軍じゃないけれど、死ねば偉人になるわけでもないのに、
なんだかなぁ〜の中曽根報道ですね。
「人を褒めておけば、物分かりの良い大人だと思ってもらえる」
そんな風潮が、マズイんじゃないのか、と思う今日この頃です。
耳に痛いこと、暗い気分になることだって、ちゃんと指摘しないと
とんでもない未来になってしまう…
もう、遅いかもしれませんが…ああ…
夫も歯周病で、歯医者さん通いです。
半分諦めている様子です。
歯周病講義、次回を楽しみにしています!
勝てば官軍じゃないけれど、死ねば偉人になるわけでもないのに、
なんだかなぁ〜の中曽根報道ですね。
「人を褒めておけば、物分かりの良い大人だと思ってもらえる」
そんな風潮が、マズイんじゃないのか、と思う今日この頃です。
耳に痛いこと、暗い気分になることだって、ちゃんと指摘しないと
とんでもない未来になってしまう…
もう、遅いかもしれませんが…ああ…
夫も歯周病で、歯医者さん通いです。
半分諦めている様子です。
歯周病講義、次回を楽しみにしています!
0
Commented
by
そらぽん
at 2019-11-30 16:05
x
Commented
at 2019-11-30 16:13
x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
saheizi-inokori at 2019-11-30 19:00
Commented
by
saheizi-inokori at 2019-11-30 19:04
Commented
by
saheizi-inokori at 2019-11-30 19:07
Commented
by
tona
at 2019-11-30 19:26
x
珍しい歯医者さんですね。驚きです。昼食を食べる時間まで削って患者に説明するのですか。
五色不動ですが、目白不動と目黒不動を同じ日に続けて行きましたが、その後青、黄色、赤の不動様訪問を忘れていました。
青は三軒茶屋だったのですか。
五色不動ですが、目白不動と目黒不動を同じ日に続けて行きましたが、その後青、黄色、赤の不動様訪問を忘れていました。
青は三軒茶屋だったのですか。
Commented
by
j-garden-hirasato at 2019-12-01 07:29
Commented
by
saheizi-inokori at 2019-12-01 07:33
Commented
by
saheizi-inokori at 2019-12-01 07:35
> j-garden-hirasatoさん、前に歩いたときは気がつかなかった、そそられる居酒屋なども目に入ってきましたよ。
by saheizi-inokori
| 2019-11-30 12:11
| よしなしごと
|
Comments(10)