寒くなると亡き親たちを想う
2019年 11月 11日
きょうはマクラなしで祖母の歌から。
今なら、連れていってあげるのに。 (けさの散歩で撮った写真、動く花がピンボケだ)
母の句。
母が自ら喫茶店に行くことはなかったから、俳句の仲間あたりとの会合でもあったか。
青春の懊悩を抱えた学生が入ってきたか。
ちょっとした光景、こういうことを話し相手になってやれればよかったと思う。 (「しろいし」にある盃、黙っているとこれが出てくる)
The winter is just around the corner!
この秋はこがらし早くこぞめでしさくらもみじは見ず過ぎにけりテレビもない頃、祖母にとって桜や紅葉を見る楽しみはいかほどだったろう。
今なら、連れていってあげるのに。
母の句。
学生ら秋陰まとふ喫茶店秋陰、しゅういん、秋の曇った天候。
母が自ら喫茶店に行くことはなかったから、俳句の仲間あたりとの会合でもあったか。
青春の懊悩を抱えた学生が入ってきたか。
ちょっとした光景、こういうことを話し相手になってやれればよかったと思う。
The winter is just around the corner!
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そらぽん
at 2019-11-11 21:47
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学生ら秋陰まとふ喫茶店
若い学生らへ優しい眼差しの女性がいた喫茶店
秋陰とよまれたお母さま
なんでかな 涙がでそうになりました
若い学生らへ優しい眼差しの女性がいた喫茶店
秋陰とよまれたお母さま
なんでかな 涙がでそうになりました
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ikuohasegawa at 2019-11-12 05:53
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j-garden-hirasato at 2019-11-12 06:13
笑っちゃって、
こぼしそうです。
こぼしそうです。
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saheizi-inokori at 2019-11-12 06:43
> そらぽんさん、さりげない一場面にちよっとドラマを感じました。
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saheizi-inokori at 2019-11-12 06:44
> ikuohasegawaさん、きのうの「はじめ」はうまかったです。
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saheizi-inokori at 2019-11-12 06:45
> j-garden-hirasatoさん、こぼす?はて?
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saheizi-inokori at 2019-11-12 06:47
> j-garden-hirasatoさん、わかりました、杯のことですね。私はあまり笑わない、むしろしみじみと眺めます。
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hanamomo60 at 2019-11-12 11:11
>テレビもない頃、祖母にとって桜や紅葉を見る楽しみはいかほどだったろう。
今なら、連れていってあげるのに。
>ちょっとした光景、こういうことを話し相手になってやれればよかったと思う。
そんなふうに思うお孫さん、息子さんに育てたおばあさまとお母様は温かな方たちだったのでしょうね。
しみじみと二つの歌と句が心にしみます。
今なら、連れていってあげるのに。
>ちょっとした光景、こういうことを話し相手になってやれればよかったと思う。
そんなふうに思うお孫さん、息子さんに育てたおばあさまとお母様は温かな方たちだったのでしょうね。
しみじみと二つの歌と句が心にしみます。
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saheizi-inokori at 2019-11-12 13:48
> hanamomo60さん、やっとこの年になってそんな気持ちになりました。
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tona
at 2019-11-12 18:37
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祖父母や父母の時代の苦労の上に今の自分があります。
してあげたかったほどが山積みです。
祖父母や父母の時代の苦労の上に今の自分があります。
してあげたかったほどが山積みです。
祖父母や父母の時代の苦労の上に今の自分があります。
してあげたかっことが山積みですがすでに遅しです。
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saheizi-inokori at 2019-11-12 19:05
> tonaさん、それでいてやるべきでなかったことや言うべきでなかったこともたくさんあるのですね。
by saheizi-inokori
| 2019-11-11 09:57
| わが母と祖母の遺したまいしうた
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