世田谷美術館を出て虹を見た

水が暴れたあとはゴミが猛威をふるっている。
なにもできないと言わず、せめて義援金を贈ろう。カミさんの所属する絵の会の人たちの展示会を見に世田谷美術館に行った。
区民ギャラリーの一室に皆さんの労作が並べられて、こうして見ると家のなかで見るのとは違って晴れがましいな。創作活動を何もしていない僕は、ちょっとうらやましい。
カミさんの作品は絵が４点、タイル細工が一点にフエルトを使ったサンチの額、夜の片づけのあと、こつこつ作ったものだ。
隣の部屋では世田谷区教育委員会主催の小学生の絵画展が開かれていた。
これが一年生！から始まり、二年三年と進むにつれて、卓抜な画想や迫力・躍動感にあふれるもの、美しい色遣いもの、子供らしい喜びが感じられるものなど見事な作品に驚いた。

次男の嫁さん・Ｍちゃんも来てくれて、いっしょに砧公園を歩きはじめると青空が見えてきて、バス停では虹が見えた（写真には撮れなかった）。



Somewhere over the rainbow
Skies are blue
And the dreams that you dare to dream
Really do come true

子供たちの夢がかなえられますように！
次男も交えて「はじめ」で飲み会。
牡蠣フライに秋刀魚の塩焼きにイカと里芋の煮物に、、、たくさん食べてたくさん飲んでたくさん話した。
カウンターに座っているＳさんが、自分の息子は飲まないので、こういうのが羨ましいとなんども言うので、こっちに来ませんかと誘ったが、まあ、そりゃ僕でも来ないなあ。ずいぶん飲んだけれど、時間がまだ早いので駅前のカフェで、こんどはワイン。
Ｍちゃんはほんとはワインの方が好きなのだ。
あれだけ日本酒やビールを飲んだ後に白ワインを二本開けるって、どういう家族だ。
まもなく喜寿になろうとするこの年まで生きて、こうして楽しく飲めるなんて、若い頃夢にも見なかったな。
夢なら覚めるなと思う。