これがアメリカ(&日本)だ 「アメリカ炎上通信 言霊USA XXL」(町山智浩)
2019年 10月 18日
ことしの6月、改元後、初の新天皇に挨拶する国賓という名誉をトランプに授けようと「スーパーボウルの100倍大きなイベントです」と口説いて実行、ゴルフに国技館、六本木の炉端焼きと、必死におもてなし。
そのさなかトランプは、自国の支持者に「農業と牛肉で大きな進展があった。アメリカに利益をもたらす数字が期待できるが、発表は7月の選挙後だ」とツイート、内緒のお願いを無邪気に反古にしてしまった。
トランプの奇行・蛮行とそれに対抗する動き、熱狂する動き、アメリカ社会(LGBT、差別、妊娠中絶、銃撃と銃規制、ネット、受験など)とくに政治や芸能界の出来事が切れ味よく紹介される。
澤井健のイラストはもっとお下品で、なぜか日本が引っ張り出される。
そのときのトランプの言葉だ。
トランプは、反対派の前に出る機会を極力避けているから、こういう反応に馴れていない。
この後、「国連の人権委員会や国際刑事裁判所を脱退したこと」「移民規制」「貿易戦争に向かう保護貿易主義」を高らかに歌い上げるのだ、殿!殿中でござる。
とうぜん、トランプは国連で村八分、それを救ったのが、我らがアベちゃんだ。
「日米両国のウインウインの関係」を誇って見せた。
でも、安倍さんの演説はトランプみたいに失笑を呼ばなかった。みんなトイレか食事に行っちゃって、席にはほぼ誰もいなかったから、よかったね!
つき続ける嘘や暴言、妄言、それに触発されて深まる国内の分裂と対立、なかには、爆笑ものもあるが、これがリアルな出来事であり、既視感があるのは日本も同じようなものだと感じてうすら寒くなる。
日本とちょっと違うのは、トランプに負けずに勇ましく戦う人が多いように見えることだ。
きょうの記事に ひゅー ひゅーです!
=嘘や暴言、妄言それに触発されて深まる国内の分裂と対立
ある層のあべ妄言や嘘の消極的肯定が、静に対立や分裂を
深めていると頓に感じています 裕福な友人らとあべ話を
すると頷き乍優しく反論がきます。下で仰っておられた
既得権アベ倶楽部の一員でいたい為の合言葉護符として
口走ってる?世襲の30・40代の子供達からも同じ匂いが
もっとも、病んでる人は鏡見て戦ってるけどね、
デ・ニーロ(だと思うのですが)の絵に「同レベル・・・」と書いてあってホッとしました。デ・ニーロがそう表現したい気持ちも理解できるのですけれどね。アメリカにはトランプに対してモノ言う者が其処此処にいるのが救いと云えば救いでしょうか。アベが酷い国にしてしまった日本では所謂「有名人」がモノを言えない、言わない。アメリカは何とか生き残り日本は滅びてゆくしかない感じです。