プールで歩いて小満んの弟子になった

小満んの弟子になって次の独演会の企画を相談していた。
権太楼にも出てもらおう、どうだろう素人さんにも出てもらったら、師匠の言うことなので、権ちゃんにお願いに行った（恐る恐る）。
権ちゃんは浴衣を着て腹ばいになって、なんだかウンウン唸っていたが、話をするとニッコリ笑って了解してくれた。
僕は、ウマイ落語家を１０人くらい選んで、前座噺、軽い噺、大ネタと一人三席自選してもらってＣＤ全集を作ったらどうか、誰がいいだろう、扇遊、扇辰、圓太郎、、そんなことを提案したが、弟子になると云うことはチケットなどの販売が大変で身銭を切らなくちゃならない、ってことを知って、あわてだしたら目が覚めた。目が覚めたら７時１０分前、１０時過ぎに寝て、とちゅう起きることもなく９時間余り、良く寝た。
それには訳があって、プールに行ったのだ。
世田谷区立総合運動場、砧公園に隣接しているのに、入ったのは初めて広々とした公園の中にあった。
障碍者割引で二時間１５０円（一時間８０円）で、２５メートル×６本、５０メートル×８本のきれいなプールに入れる。
ロッカーやシャワー、トイレ、採暖室、、以前、高い会費を払っていたプールより快適だ。
平日はいつもこんなもん、と若いきれいなスタッフ、悠々とウオ―キングができた。
小さな子供たち（水泳教室かな）の歓声も高いドーム型天井に吸い込まれて気にならない。
とちゅうでこわごわ泳いでみたが、浅い方だったせいかうまく泳げず、心臓やら膝やらの異常発生が怖くて歩くだけ（ペースメーカー移植後初めてのプールなのだ）にした。
浅い方（１００ｃｍ）で１０００メートル、そのあと深い方（１３０ｃｍ）で１００メートル、小一時間。
ジャグジーも気持ちがいい。公共のプールといえば、芋の子状態で、塩素たっぷりの水、不潔な設備しかもウルサイという先入観が見事に覆された。
近くのバス停からバス一本で２０分、今年の夏はこれで乗り切ろう。（帰りのバスの中から）

呼吸器内科の先生に、歩くのを禁じられて運動不足だと愚痴ったら、市民プールがあるじゃないかと教えてくれたのだ。
歩くよりも全身の運動になるし、こんどからは深い方を歩こう。僕の小学校にプールが出来たのは、６年の時かな、それまでは近所の川や池で泳いで先生に叱られていた。
市営プールは電車で旧市内まで行き、さらにかなり歩いていく。
芋の子なので並んで待って、ちょっと遊んでまた炎天下を歩いて帰る、帰ると手動の団扇しかない暑さ、また泳ぎたくなった。
それでも泳ぎたくて１０円玉をねだっていくのだった。
まあ、今の方がよくなっていることもなくちゃね。