四代目圓歌襲名披露公演&「はじめ」居残り会
2019年 05月 16日
前座・歌つをが大きな声で「牛ほめ」をやって、二つ目一花(いちはな)が「やかん」。
明朗、知ったかぶりの隠居をからかう八つあん、ふたりの会話が軽妙、講釈もちゃんとできて、今日の出演者では一番よかったとは、居残り会における幸兵衛さんの評。
感じがいいということはとても大事だ(若い女流に見てくれはよくても感じがよくない人もいるのだ)。
多歌介・漫談
三代目のエピソードが主体。
飯能で落語をしたけれど、誰も笑わなかった、はんのうしない、だけに。
盲導犬協会で犬と人間を前に落語、静かに聞いてくれたが、さいごに一頭のワンちゃんが欠伸をしたら、他の犬も一斉に吠えて場内大爆笑、、みたいな話の連続。
仙三郎がちょっと危なっかしい場面があった。
なんでもなければいいのだが。
若圓歌「授業中」
昭和の爆笑王・三代目圓歌のエピソード、吃音だったこと、3・11のあと被災地で師匠の代わりに「山の穴穴」(授業中)をやらされたことなど、繰り返しの多い漫談のあと、「授業中」をちょっとだけやった。
市馬「粗忽の使者」
侍を演じて歌をやらなければ悪くない、というのが居残り会の評。
襲名披露口上
多歌介が司会、ミス目立つ。若圓歌、市馬、歌司が挨拶。
亡き師匠をもっとも尊敬していたのが歌之介、歌司や若圓歌など弟子はなんども「破門」されたなかで、歌之介だけは破門されなかった。
古典をやらないことを咎められて「我々は圓歌に入門したのだ」と言い切った由。
アサダ二世・手品
時間が押して、あと三分しかないといいながら、飄逸なしゃべりで場内を惹きつける。
名人芸だ。
歌司「蜘蛛籠」
橘之助・浮世節
一昨年の橘之助襲名披露後、初めて、それだけ寄席に行く回数が減ったのか。
チョット丸みがでて貫禄も。
私がセクハラをバラしたら落語協会のほとんどはクビになってしまう、俗情をそそるジョーク、いつまで通じるか。
圓歌「母ちゃんの行火」
先代圓歌の前妻・令子、今の妻・和子、、形見分けで貰った宝飾時計は修繕しないで止まったままだが、一日に二回正しい時を刻む、小豆の大納言、たわけの語源、目まぐしく話題を変えて笑わせ続ける。
最後はお馴染み、母ちゃんの話、演者も聴く方も涙ぐむ。
いつもの大爆笑が起きなかったのは、少し草臥れているせいか、髪が白くなった、還暦だって。
居残り会は「はじめ」、Mさんが参加できず、こっちだけ参加のOさんが入って五人、生ビールで乾杯のあと、うまいものを食い、「四万十川」「あさ開」を一升瓶どんと飲み干し、それでも足りず、燗酒を三本だったか四本だったか、よくしゃべりよく笑い、4時間以上、僕が白旗を掲げなかったらいつ果てるとも知らない盛会だった。
母の中華の先生をネット検索したら、最近までご存命だったのでびっくりしました。
薬味ハンバーガーは一切れ残ったのでじゃんけんしました。
美味しそう!これはお酒がすすんじゃいますね。
寄席の方は今一つだった(?)様子ですが、出演の皆さんが疲弊しているのかしら。連続五十日興行の終盤ですし・・・。
予定が被らなければ伺いたかったです ^^;
鰺だけでも ^0^
料理のエスプリが感じられますね (なんて 言っちまいます)
子供だちよの記事写真を何度も拝見しています いとしいな
いま彼等に大人ができる事は、たべものを気をつけてあげること
探究心もリテラシー能力も 健全なからだに乗ってこそですね
皆さん、お元気ですね。