わあーい！年の終わりの幸せミラクル

もっと早くでるつもりだったけど、ベランダの落ち葉に気がついて掃除したり、机のわきの無用化しているマガジンラックを片付けたら、底にヨレヨレティーシャツがあつて、これは雑巾がわりに使おうとおいたんだっけ、と、じやあ捨てる前に使命を果たさせてやろう、小さな窓枠の真っ黒な、見てみないふりをしていた汚れをゴシゴシしたりして、ちょっと遅れて外にでた。

長生き病院でサンチの缶詰めを買って、魚屋に向かうと、翁寿司の二階の階段の踊り場に親方の娘さんが出てマットかなにかを叩いている。

あわててマスクを外して、呼びかけたら、「おとうさーん！居残りさんだよ」。

義母も孫たちも、亡くなった秋田の友人も竜宮城の夫妻も、みんなお世話になった寿司屋

(生前の義母の誕生日に義兄夫妻と)

その親方が間質性肺炎で倒れて休業して、もう何年になるだろう。

かみさんが退院したから、ちょっとくたびれたから、春だから、がんばったから、、折に触れて、あの寿司屋があればと、その不在を寂しく思い、店の前を歩くたびに、ひょっとしたら女将さんに会えるかなどと親方のことを心配していた。

よっぽど階段を上がってブザーを押して、、とも思った。

その親方が元気な笑顔で目の前に立つている。

握手する手も力強い。

毎日駒沢公園を五千歩くらいは歩いてます。

下にいた女将さんも呼んでくれて、しばし踊り場の交歓、かみさんのことも気遣ってくれる。

ちょっとした不具合とかミスが、思いがけない幸せを招来してくれる人生の妙味。

年のさいごに最高の贈り物を運んできたよ。

マグロを買って、向かいの八百屋で里芋を買って、いい香りの立ち込めるコーヒー屋でカフェオレを飲む。

今時点で、過去一ヶ月の一日平均歩数は8300を超えている。

感謝の一年、ブログに書かなかった「ひどい、悲しい、辛い」くさぐさもみんな「」にくくって、なんとか切り抜け乗り越えたことを感謝して、毎朝あいさつを欠かさなかった仏壇の皆さんにご報告しました。

読者の皆様、読んでいただき、コメントもいただき、ともすればエンストしそうな背中を押していただき平成を生き抜くことが出来ました。

ほんとにありがとうございました。

明日からも又よろしくお願い申し上げます。

健やかに、いいお年をお迎えくださいませ。