神保町で「本屋の法則」と戦う
2018年 12月 15日
きのうは辺野古の暴挙を阻止するためになにもしないで、人に会うために神保町に出かけた。
少し早く行ったのは古本屋を覗くためと、来年のカレンダーを探すためだった。
いよいよわずかになった葉っぱ、また来年会おうぞ(生きていたらば、ね)。
晴れて風の強い神保町、人影は少なかった。
こうなったら意地でも読まなくちゃ。
佐藤光房「合本 東京落語地図」を買って、もうこれ以上は買わないぞと眦を決して渉猟する。
もし欲しい本があったらどうする、そこまでは突き詰めずに、買わないぞと探し回るのだ。
幸い?なにも買わずに三省堂に入って、はあちゃんの誕プレの図書券を買って、八階のカレンダー売り場に上がる。
机の前、もらい物で済ませてきたが、急に自分の好みのものをぶら下げたくなったのだ。
映画のついでに二子玉川の高島屋で探したが、どうもこれというのが見つからなかった。
美しい自然とかかわいい動物とかきれいな絵とか、、どうもな、の気分。
三省堂は特設会場を設けてあるだけに整然とカレンダーが陳列してあった見やすい上に数も多い。
「二十四節季・七十二侯 歳時記カレンダー」!
来年の一月一日は「雪下出麦(せっかむぎをいだす)」旧暦11月26日、、これで行く。
ついでに書店内を見歩いて、とうとう意志薄弱にもボブ・ウッドワード「恐怖の男」、せんじつ高島屋で「いまさらトランプの悪魔の如き正体を知ってもストレスが高まるだけだ」と(賢明にも)却下したのに、今日は手が出てしまった。
そして、別の場所では「給食の歴史」(岩波新書・藤原辰史)の誘惑にも屈してしまう。
我慢していても、一冊買うと堰を切ったように買いたくなる「本屋の法則」が猛威を奮いそうだ。
あわてて、店を出ようとギフトコーナーを通り過ぎようとして、ふと、目に留まった小さなペンダント、これをカミさんのクリプレにしようと衝動買い。
クリスマスプレゼントなんて何をあげたらいいか皆目見当がつかず、商品券を渡して済まそうかと思っていたが、やはり物の方が嬉しかろう(そうでもないか、な)。
「本屋の法則」の猛威からは身を躱せたが、もう一つの「衝動買いのワナ」に落ちたのだった。
N値0なんて何故今頃?
何があってもごり押しですか
無茶苦茶でござりまするー
今の時点であと63961筆必要です。
「恐怖の男」を読むのは勇気が要りそうですね。不愉快になるのか愉快になるのか・・・。ネットでは「『ばか』(idiot)と検索するとトランプ大統領の画像が出る」と云う話題が賑やかですよ。
日本ってお金持ちなんですね。
この時期、私は二冊持って歩いています。
「本屋の法則」から身をかわすために、あまり早めに行かない、ディバックを背負って行かないようにします。
私も今年まではそうだったのですが、一年間毎日かなりの時間を過ごす部屋にいつもありきたりの花の写真ではいささか「花がない」かと。
居間の日めくりは、五年くらい同じものを飽きずにめくっています。
あれもこれも読みたい、老いの焦りというより知的好奇心の健在を自らことほぐことにします。
「平安文学論考」「空間体験」などでしょうか。
字が見えない本の中にもありそうです。
今後悔しているのが日本文学全集100余冊を捨てたことです。高齢になった時のことを真剣に考えないで捨てました。