死亡通知
2018年 12月 06日
不慣れなのか、宛先住所の誤記入で、息子の嫁さんから「二箱届いて、ひとつは宛名が違います」、翌日は長野の郵便局から「東京の電話番号なのに山梨の住所になっている」との電話でこれは正しい住所に転送をお願いし、息子の件も農協の人に電話して善処してもらい他にも間違いがないかを調べてもらった。
郵便局の人も含めて誠意ある話し方でちっとも腹がたたなかった。
ほんとに申し訳ながっている電話の向こうで忙しく働く人たちの声が聞こえたりするのは悪くない。
贈るリンゴの味を確かめるために自分用にも送ってもらったら、味は悪くないのに、玉が小さいが、これは僕の注文が間違っていたようだ、間違いだらけの人生ってことだ。
そうしたら長野の中学の同級生からひと箱送ってきた。
電話すると、まず「ごめんね~」と謝る、身体が昔と違ってちゃんと作れなかった、「でも食べてくれるかと思って送ったんだよ~」、リンゴくらい手のかかる作物はないと、方言をまじえまじえて声だけ聴いていると元気いっぱいに話してくれた。
祖母の歌から
五つ並ぶ今朝の黒枠は脳溢血心臓障害とひとつおきにて地方紙には「謹んで哀悼の」欄があって、名刺大の死亡広告が並んでいる。
死亡年齢と死因が気になるのは僕も同じだ。
喪中欠礼のハガキだけでなく、知り合いの肉親などの訃報が多いこの頃だ。
早くから同期生との付き合いが途絶えていた男が亡くなって、何人かが連れ立って遺された奥様を訪ねて弔意を表すとの知らせがあった。
葬儀は家族葬ですませたというのに、訪ねられた奥様もアリガタ迷惑ではなかろうか。
僕なら来ないで欲しい、僕は冷たい男なのである。
行先の見えぬ冬海蒙古塚福岡の冬の海を眺めて向かい側の朝鮮のことに想いを馳せたのだろうか。
おととい、床屋の雑談で、母と釜山に行って母が学んだ釜山高女を探したときに運転士や学校の先生たちが、かつての支配者・日本人に同胞日本人でもやりそうもないような親切をしてくれて涙がでたという話をした。
ここの若旦那が朝鮮人と中国人のことをあしざまに云っていたのを思いだして「朝鮮人は優しくて親切(な人もいる)」と、わざと聞えよがしに(他に客もいなかった)しゃべったのだ。
若旦那は手持ち無沙汰に背中をみせてレジにもたれていた。
今まではご両親が多かったのに、この頃は配偶者や同年代の訃報が多くなりました。
連れだって弔意を表したという件、本当にかえって迷惑だと思います。
でもでもみんな傷物 規格外品ばかりです
まあ これが手に入るのも生産者が近いからでしょうか
家族葬を済ませたお宅への弔問
私もお断りさせていただきたいです
もしも自分の時だったら 故人の望みなので・・・・
とお断りしてほしいといっているのですが
これって自分勝手なのでしょうか
故人や遺族の考え方にもよるのでしようが、ね。
ずっと主人とも疎遠になっていた元職場の方から
仏壇にお線香をあげたいとお電話がありました。
私は存じない方ですし、一人暮らしの家に来ていただくのも
ちょっと悩んで、納骨もしたことだからと
お彼岸のお墓参りに一緒に行っていただき、
お礼にお昼ご飯を差し上げました。
皆さん、全く知らない方の対応は
どうしていらっしゃるのでしょうか?