ヒトラー時代にそっくりなアメリカの状況 映画「華氏119」
2018年 11月 19日
もつと早く見ようと思っていたのに、いつでも見られると思うとかえって見逃すこともある。
アメリカ大統領選挙の開票当日、当選間違いなしとシャンパンがぬかれてお祭り騒ぎの民主党ヒラリー陣営と本人も当選しないと思って、火の消えたような共和党トランプ陣営の対比から映画は始まる。
油断であり状況を把握できていない怠慢、民主党のみならずメディアも国民も、日本の僕も油断して怠慢な日々に安んじていたために「嵐」(トランプが自分のことをそういう)を招いた。
その状況とは、はるか昔から進行していた1%の富裕階級を作るための状況であり、9・11以後の「テロを恐れて自由を手放す」状況だった。
驚くなかれ、オバマがトランプが登場するためのレッドカーペットを敷いたのだ、フリントで犯罪者・ミシガン州知事の飲ませる鉛の水に怒る人々にその場しのぎの説得をしてみせることによって。
頼りにしたかった民主党も共和党の連中と何も変わらない、大企業の金を貪り自分たちの保身しか考えていない、それが分かった黒人の民主党支持者が棄権したために民主党は僅差で負けた。
その状況はヒトラーの登場の状況とそっくりだと、貿易センタービルへのテロとヒトラーによる国会議事堂の焼き討ちを重ねてマイケルはいう。
だとしたら、トランプの親友を自認する日本のあの人、そのあの人にいつまでも「しっかりと」悪さをし続けさせている僕たちもヒトラーに拍手した人たちの後を追っているということなのだろう。
「民主主義は終わった」と映画に登場した老人が涙ながらに語っていた。
行動しかないとマイケルはいう、間に合う内に行動するしかないと。
二時間近く、次から次へと病めるアメリカの驚愕の事実を見せる。
まさかフエイクではあるまい、悪夢でもあるまい。
悪夢が現実になって「アメリカンドリーム」なのだ。
私もこの映画観ました。
でも、観る人によってこれだけ感じ方が違うのだと言うことに、びっくりしています。
まあ、私としては、なぜ世界中でこれだけ人気があるのか、全く理解できない、ブッシュより、そしてトランプより大嫌いなあの最低最悪なペテン師のオバマさんの化けの皮が剥がされて、溜飲下がったって事で、それだけで十分満足でしたが、、。やっと言ってくれた。と
病気になってバタバタ死んでいく市民の前で、救済を約束し、わざとらしくコップの水を飲む、そしてその後は知らんふり、
そのまさに「猿」芝居 市民にしっかり見破られている、民をバカにするんじゃあないよと、それも切羽詰まった人々を、このクソ野郎と思いました。っけ
日本では、ぬけぬけと広島に赴き、ぬけぬけと被爆した人の肩を抱き、そしてまるでブラックジョークかのように、4羽の折り鶴残していった。それが「死」を意味すると考えることもせず、上に下への大騒ぎ、広島の市民の人の被爆で溶けた皮が展示されている原爆記念館に一緒にいそいそ飾る無神経さは、アホと言うべきか、もしくはおめでたいと言うべきか、少なくとも関係者が切羽詰まっていないことだけは確かですね。所詮、被爆したのは、赤の他人、彼らでもなく彼らに家族でもない。のですから。
なんでも他人事のこの国で、この映画がどのように理解されるのか、興味深いですね
民主主義なんかが行えるほど、人間はスマートではない。でしょう。
この映画の水を飲むところで貴方のことを考えていましたよ。
自民党は今国会で水道事業の民営化法案を通そうとしています。
反対運動がおきていないようです。
笑 お陰様ですこぶる元気です。
水道事業の民営化については、随分前に私のブログでも書きましたが、反応はゼロ。苦笑
水が豊かな日本に生まれ育った幸運故の無関心なのでしょうか?
電気がなくても生きれるけれど、水がなくては生きられない
これ以上首根っこ抑えられて、どうするのでしょうかね
オバマ政権と言い、安倍政権と言い、悪政を後押しし、サポートしてるのは、国民の悲しい無知と無関心だと言うこと
だから彼らだけを責めるわけにもいきませんね
情けない現状です。
ところで、サンチの具合が良くないと数日前に読みましたが、大丈夫ですか?
まあ、私もそうなんですからしようがないですが。今日は元気に散歩してきました。
朝寒くなってきたので昼に。