存念の人生

午後から雨という。
なんとか病院から帰るまでもつと好いのだが。
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(日本体育大学)

祖母の歌、
身ひとつとぞなりにし今ぞ世の中におそるることの何ひとつなき

絵にかけるもちとぞなりぬ行末を思ふばかりにいそしみしことも
「おそるることの何ひとつなき」と、僕は言い切れるか。
「絵にかける餅」は、枚挙にいとまなけれども。

母の句は
大宰府に存念の年逝かせけり
母が卒業した釜山高女、死ぬまでにもういちど行ってみたいと言ってたのを、義姉と娘を誘って実現した年の暮れの感慨だと思う。
雇った車の運転手や高校(今は違う学校になっている)の先生たちの、国際的美談ともいうべき親切によって、母の学んだ校舎の写真をみて泣いて喜んだ。
少しはいいことをしてあげたかと思う。

出かける前に下書きして、あとで直そうと思ったのに、間違って公開をクリックしてしまった。
グダグダ書くよりましかも。

Commented by doremi730 at 2018-11-06 22:37
おばあ様とお母さまの御詠みになった歌が
生きていて、しみじみ、、、、
Commented by saheizi-inokori at 2018-11-06 23:00
> doremi730さん、ありがとう。
祖母や母の年になって歌の気持ちが少しわかります。
Commented at 2018-11-07 22:51 x
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Commented by saheizi-inokori at 2018-11-07 23:28
> 鍵コメさん、私の義姉と娘です。女三人に囲まれた旅でした。
Commented by rinrin1345 at 2018-11-08 16:47
素敵なことをなさったのね。
Commented by saheizi-inokori at 2018-11-08 16:55
> rinrin1345さん、やってよかったです。
Commented at 2018-11-10 10:59 x
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Commented by saheizi-inokori at 2018-11-10 12:26
> 鍵コメさん、あらあら、ちよろちよろ小川ですよ。
Commented at 2018-11-11 09:22 x
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Commented by saheizi-inokori at 2018-11-11 10:12
>鍵コメさん、この旅行に一緒した義姉もそうですが、早くに亡くなったその上の義姉は、ほんとうに母同様に可愛がってくれました。ゴッドマザーでしたね。
Commented at 2018-11-13 10:34 x
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Commented by saheizi-inokori at 2018-11-13 10:57
> 鍵コメさん、このブログだけでも精いっぱいです。
始めたときは、ここに小川くらいは書いてみたいと思ったのですが、資料は納戸で朽ち果てようとしています。
Commented at 2018-11-13 17:25 x
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Commented by saheizi-inokori at 2018-11-13 18:34
> 鍵コメさん、西?さてどこでしょう?
Commented at 2018-11-17 20:43 x
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Commented by saheizi-inokori at 2018-11-17 21:38
> 鍵コメさん、ありがたい思し召しですが、ソヨともありませんし、もしあったら逃げ出したい。
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by saheizi-inokori | 2018-11-06 08:19 | わが母と祖母の遺したまいしうた | Trackback | Comments(16)

ホン、よしなしごと、食べ物、散歩・・


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