口笛がさびていた

まさに雲一つない青空に月が残っていた。
散歩の方向を変えるとみられる花も変わる。
頭に浮かんだメロデイー、口笛を吹くも初めはスースー、やっと音が出ると音痴、めげずにやっていたらどうやら合ってきた。



きのうは昔お世話になったコンサルタントの先生と久しぶりの一献、お誘いしたものの（昔と違って）格好の店を思いつかず、エイ、居酒屋でと秋葉原の「赤津加」を予約した。
岩本町駅から行ったら秋葉原駅周辺が変貌著しく勝手が違って待ち合わせに遅れそうになった。
当時一緒に仕事をした人も参加してくれて（下戸なのに）、楽しく三時間以上も過ごした。
先生がいろいろ昔の僕の思い出を話してくれたが身に覚えのあることも、ないこともあって、でも今更照れる年でもないのだ（反省することは多々あれども）。
好きな物を頼みましょう、といったらメニューを睨んで「玉子焼き」をさいしょに注文する先生、それでも「今日はお酒（ワインでなく）を飲むと決めてきました」と、おつきあいしてくださった。
かつてワイン教室を開いてくださった先生でもある。
「私もこの頃は銭湯にいくんですよ」と僕も先生に影響を与えたことも確認。
帰途、電車の中でふと考えたこと。
今日はこちらからお誘いして楽しく過ごせた。
僕は人に誘われると喜んでホイホイでかけるくせに、自分の方から人を誘うことが少ないな。
何となく遠慮してしまう、断られることを怖がる気持ちもある。
とくに、憧れる人・尊敬している人などにそういう遠慮が働く。
断られて元々、もっと積極的に声をかけるべきだったかなの人生。