不思議！桐生で酔っぱらってるなんて

今ここにいるなんて、我ながら信じられない。

朝、恵比寿駅のみどりの窓口でとつさに口をついて出たのが、宇都宮。

別に宇都宮で降りる気もない、どこか気が向いたところで降りようと思った。

誤算はJRの規則では首都圏では途中下車ができないんやて！

それやったらいっそ宇都宮の先、紅葉の見えるところまで、テイクさんの(会ったことないけれど)住んでる那須までいっちやうか。

ところがどっこい、誤算の二つ目は、電車がベンチシートであることとトイレがないこと。

爺さんは我慢が出来ない、そんなら逆に手前の小山で降りて両毛線に乗り換えよう。

この沿線は車ではなんどか来たけど、電車は初めてかもしれない。

なんで桐生なのか、それは僕にも分からない。

桐生の街を歩いて

桐生の銭湯に入って桐生の美人がウマイと言った焼き鳥屋に行って愉快なのだ。

こういうことがあるけ、生きちょるのも悪かあないんやね。

この「上の湯」のお母さんが、石鹸を貸してくれたりタクシーを呼んでくれた、ニコニコ笑いながら。

横浜のikuoさんが羨ましがらせた鰻や「泉新」

に行こうと思ったら休み、代わりにこんな店で

中に入るとこんな店で、ワカメどっさりのラーメン、さっぱり醤油味五百円

ウマイウマイと食って、鰻とラーメンの差額で焼き鳥を食ったというわけだ。

焼き鳥屋のマスターや客と楽しんだ分は大きなオマケたい。

ぐっすり寝て、洗濯もゴミ捨てもなんにもしないでシャワーを浴びて、朝飯。

パン食だと、きつと我が家のにはかなわないはずだから、和食にする。

ご飯多いから減らしてもらおうと思いつつもきれいに完食、納豆、油揚げとワカメの味噌汁、サラダ、しよっぱめのしゃけ、なかなか良心的でした。

桐生は背の高いビルがなくて、代わりに歴史的伝統的建築群があって、シャッター通りもあってナショナルチェーン店がなくて、、

そんな朝飯でござんした。

(ホテルの食堂)