ひとのフンドシ
2018年 09月 29日
義母の見舞いや食事に連れて行ったりするのに重宝した車ももうない。
初めて歩く坂道をゆっくりゆっくり登っていくとどこからか金木犀の香りが漂って、黒い上着の背中にうっすらと汗をかく。
居間に小さな台にクロスをかけて写真を飾り、子供と孫がそれぞれ妻を連れて8人坐って住職にお経をあげてもらった。
伸びやかな声の御詠歌、金魚の水槽から聞こえる水の音が心にしみた。

死はいつやってくるかわからない。今できることをやること。道元の教えだと言って、いつも同じ話をしてくださる。
私もなかなかできないんですがね、と頭をかくようにしてつぶやく。

僕は残ったご飯を食べたのだが、きょうは鰻も食べられる。

りっぱなコース料理が終わっても、あまり付き合いのなかった息子夫妻との話も弾んで、ついつい昼酒が進んで、銀杏や刺身などを追加する。
義母との最期の日々のあれこれを追想して話すのは義兄とカミさんと僕。

人のフンドシってやつか。
「あの人が恋しいです」、こんな偲び方もある。

この動画にも涙します
日本会議関連の候補者を勝たせる為の、虚偽や違反
世論操作の横行。 沖縄選挙戦はアベ政治の象徴ですね
真っ当な候補が選ばれる 正義の健在する社会であれ!
あっという間ですね。
優しいお顔のかわいいおばあちゃまでしたね。
saheiziさんの優しい気持ちが感じられてすごいな~と感じたものです。
うちの夫も母によくしてくれます。本当にありがたいと思っています。
もう、ぎんなんですか?おいしそう。
懐かしさという味つけがありましたが。
