パソコンの具合が悪いのでスマホからブログ、人のブログを読んでいて画面スクロールするのに無意識にパソコンのマウスを使っていた。
目の具合は左目がややぼやけるくらいで、両目を使えば裸眼で本を読める。
読み終えたときに、かけていないメガネを外そうとすることがある。
外出前で手をあらうときに鏡の顔をみて、なんか間が抜けて見える。
伊達メガネでも買おうかな。

きのうは、大手町日経ホールで落語会、階段のような会場の後ろから二番目の席で見下ろして聴いた。
声はいいのに、なんだか面白くなかつた開口一番の二つ目馬久「臆病源兵衛」は、あとから出た一之輔がいじった(さすがは金原亭!)ようにちょっとハードルが高かっかな。
その一之輔「のめる」は、それぞれ「つまらない」と「呑める」が口癖の二人が、お互いに口癖を発したら罰金というので、なんとか「つまらない」と言わせようと、大根百本が醤油一升樽に「詰まるかな?」と問いかけたりする噺、この記事の冒頭に「癖」の話題をふつた所以なり。
爆笑に至らなかったのは、会場のせい(一之輔もちょっと触れていた)としておこう、「立派」すぎるのだ。
白酒「首ったけ」は、前座時代に志ん朝、正楽(先代)、アサダ二世と小樽の高校で公演したときの、ワルガキ高校生が、ハゲ、デブ、ヒゲなどと囃すのを芸人たちがどうさばいたかを、仕方噺で語るのが面白かった。
その他、出待ち寸景を早口と「みたいな」を連発する毒舌でやって、それなり(僕にはときどきキーワードが聞き取れない)。
本題は短く、、ああ、喜多八が恋しい。
中入をはさんで、白酒「権助魚」、10分もやったかな。
一之輔「三井の大黒」一之輔と言えば、毎回千変万化、スターマインのようにドカンドカンと爆笑につぐ爆笑の高座が売り物。
「呑める」がイマイチだつたので僕としては最後はもっと笑わせて欲しかった。
だのによ、飛騨高山から江戸に出てきた大工の名人・左甚五郎の名人譚とは、ちょっとカタスカシ。
気を取り直して聴いたけど、ポンシユウ、実は名人甚五郎のイメージが浮かんでこなかったのをなんとしよ。
当代の爆笑王二人の競演に立ち会えたことをよしとしました。