昭和天皇の戦争責任とかアベの無責任とか象の目とか

なんとか暑くなる前にサンチを連れ出すと、角の奥さんがチビチャン（名前を忘れた）の散歩の帰り、保護犬、おむつをしていつも奥さんの懐で震えていた子が元気に走ってくる。
そうかと思えば、元気だった子が乳母車に乗って、お母さんの言うには「１６歳になったら、すっかり弱虫になってしまって１０メートルも歩くともう嫌だというのよ」、でも外には出たいんだね。
玄関の窓にアゲハチョウが、ああ、可哀想にと思って見ていたら、バタバタする。
手を出したらうまく乗ってきたので、外に出したら高く飛んで行った。
もうちょっと生きようね。
そういえば昨日呑川を歩いていたら、アゲハチョウが１０頭くらい群がっていた。
水面に固まっているのを撮ろうとしたら、ぱあっと舞い上がって僕のまわりをひらひらと飛びながら行ってしまった、あれはなんだったのか。
きのう、桜新町の蔦屋で本を買おうとしたら無人の精算機、説明を読むのが面倒で買うのをやめて歩いているうちに、また買いたくなって、戻るのも嫌だから駒澤大学前の本屋まで歩いた。
そうしたら、「一冊買うと、、」の法則が作動して５冊買ってしまった。
バスで帰るのをやめて駒沢公園を歩いていく。
なぜか前日に見た映画「ポップ・アイ」の象の真正面からみた顔、目が思い浮かぶ。
あれはお釈迦様の目だな。
小沢一郎の家の横を歩きながら沖縄の知事選に出る玉城デニーが勝つて翁長さんの遺志を継いでくれることを願う。
同じ人間に生まれて、安倍とはまるで違う。
安倍があれほどウソをついて国民をだまし続けても総理大臣をエヘラエヘラ続けていられるのはどういうことだろう。
サマータイムだとか高校野球のバカ騒ぎだとか次から次へ明らかになるスポーツ団体の腐敗であるとか、みんなオリンピックに向けて誰かが裏で采配を揮って、恐ろしい「神国ニッポン」を顕現化しようとしているような気がしてしょうがない。

トップに具体的な指示・実行行為がない限り、組織がどんなにヒドイことをしても無罪・無答責でスイスイエヘラエヘラ、「従来以上に格差是正に取り組む」だの「新しい国を作る」だのとほざいている／いられる・それを許す日本社会。
そういう日本人のメンタリテイが出来上がった、その遠因は昭和天皇が戦争責任を負わなかったことにあるのだろう。
「お上」は無答責、悪いのは下々。

昭和天皇は自分の戦争責任を云々されることを嫌がって「細く長く生きてるのが辛い」みたいなことを言って侍従たちから慰められたという共同のスクープがあった。
安倍は自分のモロモロの責任を云々されても蛙の面にションベンのようだ。
小さな足を膝に乗せてリンゴのきれっぱしをせがむ、その足裏の軽さと温かさを感じるのが毎朝の喜びだ。
今朝はカミさんが外出したので朝飯は丸かじり野菜、ウサギになったような気がした。