白内障手術で入院生活
2018年 05月 25日
手元が少しダブって見にくいけれど、そのうち落ち着くことを願っています。
視力向上は結果であって、白内障という病気の治療が目的だから、今までのように、遠近中PC、いくつもの眼鏡を使い分ける不便さが無くなるだけでもありがたいことです。
お酒がないから、早飯食いの僕はゆっくり食べても10分くらいでおしまい、学生時代に飯付き家庭教師をしていて、先方につくとキッチンダイニングに一人で、ワンプレートの食事をものの五分で終えて、少しでも勉強したくない女の子に「先生、もう食べたんですか!」と軽蔑と失望の混じった声をかけられた屈辱を思い出すのでありました。
二人部屋から私の入った3人部屋、併せて12・3人が一緒に食事(一人部屋は部屋食?)、お互いの術後の状況などを皮切りに会話が交わされ、部屋に戻っても安静第一で薄暗いしテレビもないので、9時の消灯時間までロビーでテレビを見たり談笑している人が多かったです。
そのとき僕は自室にいたのですが、栃ノ心が白鵬と対戦したときはオバサンが「そこそこよ!押して押して、押すんだって言ったら!」という声援が物凄くて、そのためにグルジアからきた青年は勝てたのではないでしょうか。
ふだんあまりテレビを見ない僕も他にやることがないので、ずいぶん日大アメフト事件に詳しくなりました。
旧軍隊の心性・体質に通底するものを感じたことに就いては昨日の記事に書きました。
たまたま僕がテレビの前に行ったときがそうだったのか、いや、後から来る人も「まだ日大かあ」とうんざりしてました、それにしてもアメリカの自動車関税のこととか、モリカケ、働き方改革法案、米朝会談をめぐる報道などが少ないのには驚きました。
深刻な病気ではない人がほとんどのせいか、どこにでもいる話好きな人、ひょうきんな人がいて、あれからこれ、これからあれへと話題が飛んでいきます。
何についてもよく知っている(出身大学だとかなんだとか)人がいるもんですねえ。
この病院に来るときに、保土ヶ谷あたりで対向車線を走ってくる車にあって、危なくかわしたという人がいました。
まかり間違えば、目玉だけ残して五体バラバラなんてこともありえたね、いささかブラックなジョークで笑いました。
落語の「犬の目」、患者の目玉をくりぬいて干しておいたら犬が食っちゃったので、その犬の目をくりぬいて患者の目に埋めるという噺、成り行きでその噺を紹介したら、居合わせた誰も知らなかったし、笑う人もいなかったのは、僕が幸兵衛さんのように落語を修行していないからかもしれません。
二晩とも9時就寝なので、どうしても途中でトイレなど目が覚めてしまいます。
そこで考え出すとばっちり目が冴えてしまうので、スマホで喜多八の落語をなんども聴きながら眠りました。
「鈴ヶ森」などはおかしすぎて深夜吹き出しそうになりますから、真似する人(いないかも)は、ご注意あれ。
「術前より見え方が悪くなった」としょげている人(そのうち良くなりますよ、と根拠のない慰めをいっておいた)、「ことし白内障を手術したばかりなのに、具合が悪くて硝子体の手術をした」という人などもいて、手放しの楽観は許されませんが、こうしているまにもどんどんぼやけがなくなり、右で見ると明るく見えます。
5種類の点眼薬をスマホのタイマーの力を借りて差し続ける、夜は眼帯をして寝る、一週間は洗髪洗顔禁止、そして何よりも辛いのは禁酒。
さいわい外出の予定を入れてないので修道院に入ったつもりで暮らし、来月6日の左目手術にそなえます。
肝臓は思いがけない超大型連休に戸惑っていることでしょう。
担当医者と手術担当者は、その都度変わります。みんな超優秀な先生方です。副院長でなかったとしたら、もっと重症な患者のほうを担当したのでしょう。
1.0になるなんて、ウラヤマです。
これから何度も病院通いで大変でしょうが、6月で手術は終わりますね。また、いつか、外来待合室でばったりしたら、よろしくです。
この際デトックス 笑
病院のお食事、まあ、病院にもよるのでしょうが、進化しましたね
美味しそうだもの
病院にいる人は 、食べられない方達は別として、お食事は楽しみの一つだから美味しく美しく盛って提供してもらいたいと 常々思っていました
ブログの記事は、なるたけ数行に留めておいてください
お大事にーー
この際、のんびり一休さんして下さいな。
と言っても、あれこれ気になるニュースがあったりで困ったちゃんですね。
先週の日曜から二泊で上京しました。
久々の渋谷のスクランブル交差点で、目眩がしそうになりました。
やはり田舎のねずみが似合います^^;
コメ返はいいですからね♪お大事に!!!
終わった状態がアンバランスで一番見にくい」と
言われていたのを思い出しました。
入院しての手術は安心感がありますよね。
ともかく退院おめでとうございます。
私はこのブログを読んだだけなのに
また胸がドキドキしてきました(笑)
私は手術の間が一番緊張しまくりでしたが、そうでない人もいました。酒飲みだから麻酔の効きが悪かったのかも。
一週間は毎晩眼帯をつけて寝るのです。
手術後、2日とも検査と診察もあるのです。
家事から解放されて嫌でも安静にしてました。
私の身の回りにも複数で手術の話を聞きますから、歳になると避けられない道のようです。術後についてはおおむねポジティブな返答でしたが、彼らは入院とは言わなかったような…
私のかかつた病院は安全第一、今日も医師に目に切り込みをいれて、そのあと縫ったり。接着剤をつけてあるわけじやないんだから、とくれぐれも大事にせよとのことでした。
病棟は密閉状態、窓も開けません。
普段にない「ですます調」が、あ〜ぁ退屈だなというお気持ちの表れかな?