ビールを買う
2018年 05月 18日
初夏の夕方、ビールを買いにいく、、遠い記憶が蘇る。
学生時代に夏休みで帰省したときに、近所のなんでも売っているS商店で、買ってきてくれた。
大瓶一本、店の木造・氷の冷蔵庫で冷やされて汗をかいている。
貧乏学生のくせに酒を覚えていた僕はあっという間に一本飲んでしまう。
ぜんぜん物足らない、呼び水みたいなものだ。
でも、もう一本をねだることはできない。
まして自分のポケットマネーで買ってくることもできない。
基本は自活していても、母がなんとかやりくりしては千円二千円と送ってくれた金をすぐに飲んでしまったことなど決していえないのだ。
母が、「もう飲んじゃったの、一本じゃ足りなかったかね」と、訊ねたちょっと困ったような顔が今も思い浮かぶ。
それを見ているのが楽しくてしょうがない。
LPレコードは寮務室で貸出、傷だらけ、ソフアに寝ころがってなんどもなんども聴いた。
ほんとに心優しい曲だ。
しんみり、、、、
Saheiziさんのお母さんのお話を伺うと、そのお母さんの困った顔に私の母の顔が重なり
母が何くれとなく示してくれた愛情に私はきちんと応えていただろうか?と 少し心が軋みます
何気ないもの、が、いきなり堰を切ったように昔の出来事をありありと、まるで昨日の事のように蘇らせる事ってありますね
私も今頃になって思い出すことが多くなりました。
それが、そういったことでわが子が私を思い出すようなことは何もないような気がして、昔の苦労したお母さんと、苦労しないで遊んでばかりいるお母さんとでは比較しようがないと思いました。
サンチくんは決して引っ掻きまわしたりはしないのですね。可愛いですね。
麦酒といえば、好きな銘柄について話したことがあります。他の酒を普段は飲まれている畏友(酒のセンパイ)の数名がサントリーを推したときは驚きました。そこで飲んでみたんですが、ふだん私が飲んでいる銘柄とは違った味わい。こうした感じを愛しているんだな、と思いました。
いつも手しゃくの二級酒でした。
売り出し中のサントリーレッドだったかな。