木管楽器
2018年 04月 24日
銭湯に入るほどの時間はないが、ちょっとゆとりがあるので、一つ手前の上野広小路で降りて鈴本の前、不忍池と歩く。
春風やまりを投げたき草の原(子規)キャッチボールをしたいなあ。
「VENTS」って、なんだっけ?と話していたのが、急にそうだ風だと思えた。
ミョーの第三楽章は「荒々しく」とされている通り、まことに荒々しかった。
オーボエのフランソワ・ルルー(神ってる)が身体を動かし、表情豊かに演奏するのが楽しい。
ミョーな曲也。
プーランクからイスに座って演奏、フランスだなあ、という演奏。
どこが?と訊かれても困るけど。
休憩後のドヴォルザーク、力強さ、懐かしさ、快活、素晴らしい。
アンコールは何という曲か知らないが、小粋な曲だった。
アンコール曲も含めて、多様な選曲、それはフルート、オーボエ、バソン、ホルン、クラリネットにピアノという楽器とその演奏者の(服装も)多様さでもあるような感じがした。
こんどメジャーデビューするという女性歌手の隣に座って、「木管楽器って木で作られている」訳ではないことについて、では「金管楽器ってなんだ」などといろいろ面白かった。
木管楽器とは「奏者の唇の振動によらない方法で発音する管楽器の総称」、だからフルートやホルンは木管楽器、トランペットやホルンは金管楽器、え~、ホルンはどっちだい。
楽器の種類なんて小学校の音楽の時間で教わったきり、あの先生はこんなこと教えてくれなかった。
「はじめ」にはもう二人女性がいいご機嫌でいて、そのやり取りが下手な漫才なんかよりず~っと可笑しくて、ついついもう一本飲んでしまった。
楽しい様子を想像しています。
秋田にもいい居酒屋がいろいろあると友人は言います。
『今夜どう?』なんてふら~っと出かけられたらいいなあ~。
まだ無理だな~。