女の気持ちが分からない麻生的ニッポン男子 映画『女は二度決断する』
2018年 04月 18日
私が(亭主の実家に)行くと、なんだかみんなの邪魔になるような気がしてね。「女の気持ちって男には分からないんだよねえ」と、他にもいろいろ、事例を挙げて盛り上がっていた。
(親と同居している)義理の妹は妊活中だから、亭主が赤ちゃん(孫)の写真を(私の入っていない家族の)ラインで「可愛いでしょ」としょっちゅう送るのが気になるんじゃないかな。
そうかといって亭主に止めなよ、とも言えず、、。
自社の女性記者や営業担当もセクハラ・パワハラにあっているのに、知らん顔していて、福田次官のスキャンダルを他人事のように報道するメデイアも同罪だ。
詩織さん強姦の犯人・アベトモ・山口が自社の元幹部(ワシントン支局長)だというのに、山口周辺を徹底取材・報道しなかったTBSも同罪だ。
きっとメデイア各社の中にも似たような事例はあるだろう(福田や山口ほどひどくないとしても)。
ほんとにこういうことを失くそうとする(しなければならない)なら、メデイア各社は社をあげて共同戦線を張って摘発や防止のためのキャンペーンを起こさなければ効果はあがらない。
きのうの朝日に湯浅誠が、新聞記者の長時間労働の実態を「自己開示」するように朝日新聞に迫ったが、かなえられなかったことを書いていた。
セクハラ・パワハラについても「自己開示」する勇気(もちろん被害者の名前を伏せて)が必要だと思う。
恵比寿で見た映画というのは「女は二度決断する」。
ネオナチのテロで夫と幼子を殺された女の二度の決断。
悲しみ、怒り、喪失感、自責、無力感、一人になりたい、孤独感、闘争心、諦め、復讐心、絶望、生への意志、、セリフは少ないが揺れ動く女の気持ちが巧みに描かれて、僕にも分る。
難民・外国人に対するネオナチの憎悪、ドイツの実情が生々しい。
被害者遺族の訴訟参加など裁判の進行にも興味がひかれた。
司法の限界、とはいえ日本の司法の自ら限界に逃げ込むのとは違う。
人権を尊重する、が故の限界だ。
前半、驟雨、小雨、霧雨、、雨が降っているシーンの連続が印象的だった。
邦題はイマイチ。
『鯨雲』だって。
母と子の鯨だ。
奥様の作品はいつもやさしくてあたたかくて、こんな最近もどーしよーもない世の中でも一瞬素晴らしい、楽しいものかのように感じさせてくれる ふふふ
きっと彼女がそういうオーラを持って居るのでしょうね
一瞬 お義母さまの穏やかな顔が浮かびました
Saheiziさん、お幸せね
これでは女の気持ちがわからない。などとは言っていられないでしょう クスクス
でも、saheiziさんが女性の気持ちがわからないとは思わない。ですけどね
だってお祖母様と言い、お母様と言い、そう言うとてもステキな女性たちに育てられ、そして
そう言う人達に囲まれているんですから、
きっと亡くなった奥様もステキな女性だったと思います
セクハラは、男性もだけど、女性も心しないとなくなりません
女性が告発するセクハラを信じない女性って 男性と同じくらいいると思うので、
そうそう、始めの出て来たレストランの中の女性
「旦那には言わないけどね」 じゃなく、言えばいい
こう言う底意地悪そうな人がまず改心しないとダメです。
何で「Bitters End」がこういう風になるのかしらん
重いテーマなのに! それにしても傍聴席のニーさん達....
意味は違うけど「Black Box」で読んだ「性犯罪法廷」の
傍聴オタク者達を思い出しました。
セクハラ行為自体が問題ですよね。
女性の敵は女性、ということも身近にあって強く感じるところです。
大事なのは被害者の感情であって、加害者側の言い訳ではありません。
昭和ひとケタの父は、思っていても表現しない昔の男です。
母も「わかってほしい」と思うばかりで、はっきり言わないのは、やっぱり昔の女性なんですね。