お前が膿だ!安倍独裁政権を倒せ 国会前行動&「官僚たちのアベノミクス」
2018年 04月 15日
何気なくスマホを手に取ったら千葉にいる友人から電話、こちらも「元気でいたかい?」。
力が湧いてくる。
お前が膿だあ~!我が意を得たり。
モリカケに限らず、安倍は政権の一丁目一番地と位置付けたアベノミクスにおいても無茶苦茶だった。
時事通信社解説委員の筆者は本書の狙いを
1、安倍政権の経済は誰がどのように仕組んだのか
2、日銀と政府の関係はどのように変化したか
3、国家意思が貫徹していくプロセスを仔細にみていくことにより、権力の抑制(チエック・アンド・バランス)という統治の基本原則が機能しているのか否か
を考えることだったという。
たしかに官僚、学者、政治家などの時時刻刻の動きを実名を挙げてルポしているので、無味乾燥な経済記事では感じられない、生き生きとした・うごめくエリートたちの汗の匂いまで感じられるようで面白かった。
面白くはあっても、これが僕の子供や孫たちが生きていく日本の現実かと思えば恐ろしくもなった。
17年9月、安倍政権は野党による臨時国会の開催要求を拒否し続け、召集したと思ったら論戦に臨むことなく解散に踏み切った。政治的戦術という観点からの評価を勘案したとしても、権力の相互抑制という基本原則が踏みにじられたという意味で重大な事態だったといわざるを得ない。また、野党の質問時間を制限するという行為が三権分立の理念からどれだけ逸脱したものなのかに支配階級が気づいていないとすれば、病は深刻だ。
さらに、「権力の監視」というメデイアの役割を軽視する風潮が一部新聞人の間にまで生まれていることや、他社の記者の「質問狩り」的な記事やコラムがみられることにも注意を払う必要があるだろう。ジャーナリズムの劣化は民主主義の危機に直結する。
いつの頃からだろうか。日本では「決められる政治が善」で「決められない政治は悪」というムードが定着してしまった。安倍も時折「決めた」ことを成果として強調する。
しかし、それは時と場合によるはずだ。常に「決められる政治が善」なのであれば、その究極は独裁政治だろう。
特定秘密保護法、安保法、共謀罪、、安倍政権が強引に成立させてきた法律が現実に力をもって国民の自由を奪う前に安倍政権を倒さなければならない。
岩波新書
いよいよアベも終わりでしょう。
問題は次に誰がなるかなんですけど、まったく見当がつきません。
野党の質問時間を縮めて与党のくだらないヨイショ質問時間に充てる、議長役に無能な委員長を据える、「繰り返しになって申し訳ありませんが」と言いながら同じ答弁しかしない・・・挙げたらきりのない劣化した国会討議。
国民が真に怒りを感じて立ち上がる為にもメディアの役割は大きいと思います。こんなひどいことが起こっているんだとテレビでも新聞でも言い続けなければ、時間が経てば国民は忘れると高を括っている権力の思う壺です。報道と市民と野党の共闘、今の政権を倒すにはそれしかないでしょう。