花が満開、幸せも満開 目黒川

昨日から今日にかけて房総から友人夫妻が来てくれた。
昨日は近所の呑川緑道の桜をちょいと小手調べ、夜はゆっくり我が家飯。
マグロ、ヒラメの刺身、茸入りのサラダ、油揚げと干し大根の煮たの、あぐー豚と葱のシャブシャブ（写真がないけれどこれがメイン）、加えてお土産の、茎ワカメ（生姜醤油と葱、白いご飯にかけて食うと絶品）、浅葱、ホヤの酢（僕が裁いた）、ナマノリのポン酢などの珍味。
酒は、グレンフデイックの水割りを友人、水尾の燗を奥さんと僕、ビールはハートランド、エビスなどをみんな、ずいぶん飲んで話が弾んだ。
朝のサンチとの散歩は僕だけ、呑川は９９％咲き。
野菜スープ、トースト、玉子焼き、ヨーグルト（アサイイ、マヌカハニー、イチゴ、アーモンド、シリアルなど乗せ）の朝食のあと、珈琲とリンゴで一休み（羊羹もあったな）。
昼前にバスで、中目黒へ。
目黒川が１００％のまっ盛り。
散り始めた花びらが作る花筏が時を追うに従い形を成していく。
ああ、来てよかった、凄いなあ、（友達に）自慢できる、何とも言えないねえ、、喜んでもらえたことが花を見るより嬉しい。
昼は目黒「川せみ」で、蕎麦や酒。
たこわさや天ぷらをつまみに「竹鶴」の燗をもう一本もう一本と重ねる。
女性たちはグラスビールをグイッとやって、天を仰いでる。
食事後、ふたたび目黒川の目黒駅寄りを歩く。
いままで知らなかったけれど、中目黒方とは違った美しさにたまげる。
人も少ないのがいいし、雅叙園の下は桜のトンネルになっていたり、ところどころに枝垂れが混ざっているのもいとおかし。
船で見るのもおもしろそうだね、などと話していると「一年前から予約がいっぱいだって」という会話も聞こえる。
たとえ予約できてもドンピシャリで今日のような日になる保証はまるでない。
さようしからば、今日の佳き日に良き友とこうして花の盛りを愛でることができたことを感謝するのみ。
心も腹も満ちて歩けばドレメの坂もなんのその（途中で一度ならず休みはしたが）、目黒駅で握手をしてまたの日を誓う４人でありました。