総選挙はやり直しだ

森友国有地不正払い下げ事件における公文書偽造ないしは隠蔽が明らかになった。
新聞は「麻生財務大臣の辞職が焦点」などと（ためにする）世迷言を書いている。
去年の総選挙は「モリカケ」が争点だと野党は叫んだじゃないか。
それを嫌って与党はモリカケには何の問題もないと言い通した。
偽造される前の決裁文書などが国会に提出されていたら、なんの問題もないとはならなかった。
だからこそ、偽造までして事実を隠蔽したのだ。

国民は騙されたのだ。
ほんとの事実が明らかになった以上、間違った情報をもとに行われた選挙の結果は正されなければならない。

内閣総辞職、解散、総選挙こそ野党が要求すべきだ。
「有無」を「ゆーむ」と読み上げるようなギャングまがいの財務大臣ごときに、これほどの憲政史上まれに見る犯罪を敢えて行う決断ができるはずがない。
検察官僚の首根っこも押さえつけることの出来る、あの男こそ黒幕ではないか。
麻生には実行犯として選挙費用の負担を要求しよう。
今国会の目玉法案・働き方改革、高収入（１０７５万円以上）の労働者の残業時間の制限をなくすことに関して、安倍は「１０７５万円もの収入を得る人は雇用者に対する交渉力があるから過労死を招くような働き方をするはずがない」というような発言をした由。
何をいうか、財務省のエリート、内閣のお歴々、いずれも明らかな犯罪を止めることができなかったじゃないか。
１０００万円をこえるようなサラリーマンこそ、細い糸にしがみついて生き抜こうとする。
上司との交渉力なんかあるもんか。