落語もよかったが魚屋の酒もよかった 権太楼&扇遊@三田落語会
2018年 02月 25日
9年続いた三田落語会が休会する、その最後の会のチケットが奇蹟的にとれた。
一番後ろの席だが、折り畳みイスなので見やすいように動かせるのがありがたい。

(岩ガキのように大きなカキ)
終演後、ミニ居残り会を西小山の魚屋さんで楽しんだので、その料理を反芻しつつ落語も反芻する。
写真はいずれもひとつを三人で分けました。

(「ぎょぎょ」、奥がざっかけない作りの食堂になっている)
前座・小はだ「道潅」
あばら家は油屋、しずの女は雀、魚の目、たしかにもはや死語かもしれないなあ、あばら家もか。

(アオリイカは久しぶり、歯ごたえがあってトロリネットリ、甘味がひろがる)
権太楼「代書や」
喉の調子が悪くて、いつやめようかと思うほどだったと、ぼくと同じ喘息か。
東横落語会の円生が、高座にある火鉢の鉄瓶から湯を注いで「番頭さん、、」とやる物まねがどんどんうまくなるようでは困るのだ。
ANAのなかで何度も聴いた文蔵の「道潅」をこういう前座噺をイイノホールでやったとは「よほど力があるんでしょうね、度胸があってイイネ」と褒めて同じ機内テープの女性講釈師を「この人は講釈を手段にしていないか、講釈なのか単なるセリフなのか分からない、何が何でも講釈を生業にするんだという気持が見られない」と(ゆうまいかどうかと迷ったあげくに)酷評する。
一番後ろの席だが、折り畳みイスなので見やすいように動かせるのがありがたい。

終演後、ミニ居残り会を西小山の魚屋さんで楽しんだので、その料理を反芻しつつ落語も反芻する。
写真はいずれもひとつを三人で分けました。

前座・小はだ「道潅」
あばら家は油屋、しずの女は雀、魚の目、たしかにもはや死語かもしれないなあ、あばら家もか。

権太楼「代書や」
喉の調子が悪くて、いつやめようかと思うほどだったと、ぼくと同じ喘息か。
東横落語会の円生が、高座にある火鉢の鉄瓶から湯を注いで「番頭さん、、」とやる物まねがどんどんうまくなるようでは困るのだ。
ANAのなかで何度も聴いた文蔵の「道潅」をこういう前座噺をイイノホールでやったとは「よほど力があるんでしょうね、度胸があってイイネ」と褒めて同じ機内テープの女性講釈師を「この人は講釈を手段にしていないか、講釈なのか単なるセリフなのか分からない、何が何でも講釈を生業にするんだという気持が見られない」と(ゆうまいかどうかと迷ったあげくに)酷評する。
他の噺家の誰彼を諷している、、のでもないか。

(タラの芽と蕗の薹の天ぷら、春の苦さ)
三田落語会のお別れだから、今までやらなかった「代書や」をやります。
こういう本格的な落語会では、噺家はどうしても他の噺家に負けまいとオオネタをやるのだけれど、今日はそれは扇遊に任せて、楽しんでやります。
喉をいたわりながらだろうか、抑えた声で、それでも爆笑の代書や。
権ちゃんの代書やは秀樹にやさしい。
「かけなさい、、、なんで走るの」ふと僕に言われているような気がした。

(関サバ、三人声をそろえて「これが鯖!?」上品な油っ気)
扇遊「花見の仇討ち」
かっちりと、文句なし、モット満開の花のように弾ければモットいいとないものねだり。

(分厚い鰺フライ、さっくりと)
扇遊「明烏」
4年に一度の37秒に全精力をこめる(小平)って、凄い、私はそんな落語はできない。
芸能人が謝ってばかりだが、佐川に謝ってほしいなどとマクラもほどのいいチクリ。
堅物、世間知らずの若旦那がとてもよかった。
とくに騙されて吉原に連れ込まれたときの泣きじゃくるところが可愛くて、「おおよしよし」と頭をなでてやりたいくらい。
わき目もふらずに基本に忠実に演じる古典落語の快さ、扇遊も時次郎みたいな若者だったか。

(一人鍋というメニューから「石狩鍋」、何年ぶりだろう、サケもうまいがキャベツが甘かった)
権太楼「藪入り」
権ちゃんは、ひとつのネタをやりだすと徹底的に納得いくまでやり続けるから、こちらはなんども続けて聴かせられる。
せんじつの落語研究会よりはあっさりではあったけれど、やっぱり全編父子愛のお泪頂戴。
さいごはおっ母まで参戦して、いかにおとっつあんが亀のことを心配していたかを涙ながらに亀に聞かせる。
どうせなんども聴かせるなら、もっと明るいからっとした噺にして頂戴。

(「蕨のお浸し」「いぶりがっこ」「茄子の唐揚げ」「菜の花の辛子和え」「こづゆみたいなけんちん汁」、それにしてもよく食う客だ)
きょうは扇遊の勝ちだね、と三人の総評。
始めるのが早かったから8時前にお腹いっぱい、酒は「獺祭」から「菊正宗」をたっぷり、いい気持で帰途についた。


三田落語会のお別れだから、今までやらなかった「代書や」をやります。
こういう本格的な落語会では、噺家はどうしても他の噺家に負けまいとオオネタをやるのだけれど、今日はそれは扇遊に任せて、楽しんでやります。
喉をいたわりながらだろうか、抑えた声で、それでも爆笑の代書や。
権ちゃんの代書やは秀樹にやさしい。
「かけなさい、、、なんで走るの」ふと僕に言われているような気がした。

扇遊「花見の仇討ち」
かっちりと、文句なし、モット満開の花のように弾ければモットいいとないものねだり。

扇遊「明烏」
4年に一度の37秒に全精力をこめる(小平)って、凄い、私はそんな落語はできない。
芸能人が謝ってばかりだが、佐川に謝ってほしいなどとマクラもほどのいいチクリ。
堅物、世間知らずの若旦那がとてもよかった。
とくに騙されて吉原に連れ込まれたときの泣きじゃくるところが可愛くて、「おおよしよし」と頭をなでてやりたいくらい。
わき目もふらずに基本に忠実に演じる古典落語の快さ、扇遊も時次郎みたいな若者だったか。

権太楼「藪入り」
権ちゃんは、ひとつのネタをやりだすと徹底的に納得いくまでやり続けるから、こちらはなんども続けて聴かせられる。
せんじつの落語研究会よりはあっさりではあったけれど、やっぱり全編父子愛のお泪頂戴。
さいごはおっ母まで参戦して、いかにおとっつあんが亀のことを心配していたかを涙ながらに亀に聞かせる。
どうせなんども聴かせるなら、もっと明るいからっとした噺にして頂戴。

きょうは扇遊の勝ちだね、と三人の総評。
始めるのが早かったから8時前にお腹いっぱい、酒は「獺祭」から「菊正宗」をたっぷり、いい気持で帰途についた。

いやぁ、落語も(特に、扇遊)も、酒も肴も美味かったですね!
こうやって佐平次さんが映像を残していただいたので、見てまたあの味が戻ってきました^^
こうやって佐平次さんが映像を残していただいたので、見てまたあの味が戻ってきました^^
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私も「休会のオモテ」に参加しました。
権太楼は体調が良くない様でいま一つでしたが、扇遊の2席は結構でした。
貴重な会だったので、是非再開を期待したいと思います。
(追記)
今回の投稿は他のプラウザに変えてもダメで、エキサイトにログインしてからでないと投稿できません。
他の利用者も同様の現象が起きているのではと推察しております。
ほめ・く拝
権太楼は体調が良くない様でいま一つでしたが、扇遊の2席は結構でした。
貴重な会だったので、是非再開を期待したいと思います。
(追記)
今回の投稿は他のプラウザに変えてもダメで、エキサイトにログインしてからでないと投稿できません。
他の利用者も同様の現象が起きているのではと推察しております。
ほめ・く拝
> 福さん、北陸の酒ですね、清冽な酔いではなかったですか。
獺祭と菊正宗。まさに素晴らしい組み合わせ。お猪口の三、四倍はありそうな牡蠣も美味しそう。春の野菜の天ぷらもいいなあ。
> j-garden-hirasatoさん、ほんとに有り難い一日でした。
落語もお酒もアテも、美味しいオチが付きましたね♪
> doremi730さん、落ちというより上げでしょうか^^。
by saheizi-inokori
| 2018-02-25 13:56
| 落語・寄席
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Comments(14)