一発でアタリ!松本の夜
2017年 09月 01日
足腰のイテテを騙しながら、いつもに戻っていく。
満州や朝鮮に攻め入って石油を禁輸され、どうにもならなくなってアメリカに宣戦布告をしたのは、彼らが取り戻したいという「祖父ちゃんたちの日本」なのに、こんどは北朝鮮への石油を止めろというアベがいる、いつもの日本。
頭の上を何かが飛んだというだけで大騒ぎをして武器弾薬をどっさりアメリカから買わされる(言い値で)日本に戻って来た、憂鬱な九月の始まりの日。
フロントで「あまり大きくない、観光客相手ではない、ちょっとイケる小料理屋はない?」と尋ねると、男の方がホテルで作った地図を出して、ここがいいと丸で囲む。
すると女の方が「もし、そこが満員でしたら、その先にあります」といって教えてくれた、美人の女将はいるかい、といったら「います」といった店に出かけた。
いつもそうするようにわざと迷いながらその通りやそこからちょっとはずれたにぎやかな飲み屋街を歩いて
鍵の手になったカウンターの奥に中年カップルが一組、入ってすぐのところにも同じくらいのカップル。
左手は二卓をおいた小上り、カップルの間、若い親方が包丁を振るうその前に座った。
おしぼりを使いながら献立を見て屋久島の焼酎をロックで頼む。
なるほど美人の女将(だろう)に頼む。
目の前で大きな岩ガキを丁寧にさばいて、その上を緑の何かで覆う。
キューリのワタをのぞいたものをおろして水を切ったうえで土佐酢と和えたものだという。
「それ、ぼくにも」「はい」。
岩ガキ特有のまったり感が薄れてちょうどいい。
大分から来た牡蠣、ここの魚は氷見か市内の「ちょっといいものがある」市で仕入れるそうだ。
呑んだりしゃべったりして疲れた体にぴったりのメニュー選択だった。
「9月9日で9年目になる」「美人とは私のことで、あっちはダンナです」と無口のようで話しかけると冗談もいう親方、そういえばハンサム。
「また明日くるよ」「ありがとうございます」
よしかわのお料理も美味しそう。きゅうりのすりおろしに土佐酢、ふむふむ。アレルギーがあるから牡蠣は食べられませんが、何かの場面で使ってみたいです。ツルムラサキの白和えもふむふむとメモ。
アベクンはキムさんとトランプさんをとりもつ気などさらさらなく、逆にけしかけてるんじゃないのと思えるような動き方をしていますねぇ、困ったもんです。
何時も松本の脇の高速を走って横目で松本城を探したり、美ヶ原の山を眺めています。もう随分行っていません。
あの家々のなかにこんなお店があるのですね。
お通しをはじめ、お酒にあう美味しそうなお料理、目だけですが一緒に味わいました。
どこの町も遠くから見ているのと中に入ってみるのとではずいぶん違うことがわかって面白いです。
居酒屋なんかがないところ、東海道興津みたいな、もあるし。
saheijiさんと勝手に決めてしまっていました
〝zi"のほうがグッと粋ですもの 本当にすみませんでした
松本の街のお写真 よその街どこかで見た懐かしい街
そんなシットリした気持ちで拝見しました
よかったって思っていただけたら嬉しいです
屋久なんとかという名前覚えてないなあ。
「水尾」は我が家で呑むときの酒、しばらくぶり(焼酎ばかり)でしたのでうまかった。
私のテリトリーですよー 混んでいなかったかしら
余りに混みすぎていて最近行かなくなっています
この近くにお泊まりだったのかしら
山が見えたらよかったですねー 街に中よりよくみえますもの
saheiziさんのお人柄からいい出会いが生まれますね
そうですね、二時過ぎでしたがケッコウおじいちゃんたちいましたよ。
こうしてブログを書いていると明日でも行きたくなります、あの町この人。