ボッシュとメンフイス音楽でリゾート気分 マイクル・コナリー「転落の街」
2017年 07月 17日
炎天下で声を枯らす後輩たちの様子、あの頃おんぼろの野球場の佇まい、わが友ヒーローが打てず守れず悔しかったことなどに想いを馳せる楽しみ。
休祝日だけ我が家の近くのバス停を通る路線があるので、それを利用するとまことに快適にバーゲン会場に連れて行ってくれる。
ことしは八ヶ岳に行かないのでアウトレットでシャツなどを補充できなかった。
そう考えたらきのう書いた「40%オフ、二点でさらに10%オフ」の魔術(詐術)にかかってみたくなったのだ。
SHIPSでほんとに1万円得をした。
昼飯は裏玉川「LISETTE」でカミさんとクラブハウスサンド。
魂の音楽とボッシュ刑事の活躍に没入、夕方までに上下二巻を読了した。
二つの難事件を未熟で僻みっぽいパートナーや非協力的な警察官を騙しだまし使って真相解明。
警察の天敵のような市議からの介入をどうかわすか、死んだ男は市議の息子なのだ。
10代の娘・マディの養育・とりわけ安全確保と食事の面倒、警察官になりたいと言い出した、よくできた子ではあるけれど。
遭遇した素敵な女性との恋愛、寸暇を惜しんで。
いつもこの小説では男女の会話ではデリケートな表現が二人の恋の成り行きを決める。
まだるっこしくなるほど女性の気持ちを(自分の気持ちもだが)大事にするボッシュ、トランプとは大違い。
それと二つの事件がどこかでクロスするのもお約束。
だが、どっちも日光の手前イマイチ。
コナリー55歳、まだ衰えるのは早いぞ。
今朝はまた猛暑、掃除機をかけていると後頭部が熱くなってきたので保冷剤をいくつかクビにまいてしのいだ。
本を読む速さ、並みではないです!!
マイクル・コナリー、ボッシュ・シリーズから始めましょう。
去年の今頃、長期入院に備えて、大量の本を買い漁っていたのでした。
全快した今年は、全然のんびりできないのですが…(笑)
ときどきサンチが顔を舐めに来るのも励ましです^^。
本は読むそばから忘れている、その上4時間も続けて読むと頭が痛くなるのです。
いつまで読めるのかとちょっと焦っています。