おじいちゃん、やったよ!共謀罪強行採決は岸「60年安保」の再現
2017年 06月 15日
共謀罪が成立してしまった。
思っただけで処罰される、監視社会を正面から容認する、憲法違反の法律が。
わけのわからない答弁を繰り返す金田法相、傲慢不遜な安倍、モリやカケの騒ぎなどでちっとも法案の審議がふかまらないままに委員会の採決すらすっ飛ばしていきなり本会議で強行採決。
国会はなんど死ねば気が済むのだ。
60年安保を思い出す人は少なくなったかもしれない。
条文の不備を次々に暴露されても、岸内閣は正面から答えようとせず、強引な国会運営で押し通した。
昭和35年(1960年)5月19日、衆院安保特別委員会で質疑打ち切り、同日深夜衆院本会議を抜き打ちで開会、会期延長を自民党単独で決め、翌20日午前零時、まったく審議なしで新条約及び付随する新協定を採決した。
岸内閣の国会審議の軽視・暴挙であった。

これに対して国民の怒りが燎原の火のごとく広がった。
それまでの全学連や労働組合だけでなく、一般ビジネスマン、主婦、高齢者などもデモに参加、国会議事堂を幾重にも取り巻いた。
岸首相は自衛隊に治安出動を促すが石原幹市郎国家公安委員会委員長が反対し赤城防衛庁長官も出動要請を拒否したため、「自衛隊初の治安維持出動」は回避された。
条約の自然成立まで連日の抗議デモが行われ、6月15日は33万人(主催者発表)が参加、機動隊との衝突のなかで学生・樺美智子さんが亡くなった。
この頃から怒りの対象は岸個人により強くぶつけられ「岸内閣退陣」「岸やめろ」などのシュプレヒコール・プラカードが増えていった。
そのために条約成立を急がせたアイゼンハワーの来日は延期となり、政権の支持率はNHKでも17%となり岸は6月23日不本意な退陣を表明する。

この巨大デモについて、保阪正康「ナショナリズムの昭和」の見立ては、

あれだけのエネルギーはまったく無駄だったかといえばそうではない、あれがあったがゆえに集団的自衛権容認、特定秘密保護法、共謀罪などの治安立法が可能になったのは半世紀を要したのだと僕は思う。
だが、今また孫・アベが岸の弔い合戦で半世紀の怨念を晴らそうとしている。
それを許しているのはやはりあの60年安保における国民一般の怒りがその後の所得倍増路線で消えたことと、あの闘争を「左翼革命の前哨戦」だとか「市民運動」だと位置づけてしまい、軍事拒否の感情をしっかりと下部構造のナショナリズムに組み込まなかったことが、浮足立った反対・抵抗しかできない原因となっているのではないか、と保阪の言う所を敷衍して考える。
だが記憶が薄れたことは歴史的事実そのものの存在が薄れたこととは異なる。
記憶が薄れるのをまって非人間的上部構造が蠢動・暴走する。
負けてたまるか!
「安倍は辞めろ」の旗を掲げよう。
思っただけで処罰される、監視社会を正面から容認する、憲法違反の法律が。
わけのわからない答弁を繰り返す金田法相、傲慢不遜な安倍、モリやカケの騒ぎなどでちっとも法案の審議がふかまらないままに委員会の採決すらすっ飛ばしていきなり本会議で強行採決。
国会はなんど死ねば気が済むのだ。

条文の不備を次々に暴露されても、岸内閣は正面から答えようとせず、強引な国会運営で押し通した。
昭和35年(1960年)5月19日、衆院安保特別委員会で質疑打ち切り、同日深夜衆院本会議を抜き打ちで開会、会期延長を自民党単独で決め、翌20日午前零時、まったく審議なしで新条約及び付随する新協定を採決した。
岸内閣の国会審議の軽視・暴挙であった。

それまでの全学連や労働組合だけでなく、一般ビジネスマン、主婦、高齢者などもデモに参加、国会議事堂を幾重にも取り巻いた。
岸首相は自衛隊に治安出動を促すが石原幹市郎国家公安委員会委員長が反対し赤城防衛庁長官も出動要請を拒否したため、「自衛隊初の治安維持出動」は回避された。
条約の自然成立まで連日の抗議デモが行われ、6月15日は33万人(主催者発表)が参加、機動隊との衝突のなかで学生・樺美智子さんが亡くなった。
この頃から怒りの対象は岸個人により強くぶつけられ「岸内閣退陣」「岸やめろ」などのシュプレヒコール・プラカードが増えていった。
そのために条約成立を急がせたアイゼンハワーの来日は延期となり、政権の支持率はNHKでも17%となり岸は6月23日不本意な退陣を表明する。

ナショナリズム不在の具現者たる岸は、太平洋戦争開戦時の閣僚、また大日本帝国の官僚、政治家として国策(俺注・彼らが独善的に考えた・天皇や国民を無視した)を推進することにのみ従事してきた。下部構造を強権で縛りつけ、一方的な従属を命じてきただけであった。その岸の国策決定の基準を、敗戦後まだ15年の国民は本能的に見抜いていたのではないだろうか。議会を軽視し、軍事大国の道を模索する岸などにこの国を任せておけば、「あの日」に引き戻されてしまう、一刻も早く辞めさせなければならないと。「国策」⇒アベノミクス。
デモは共産主義者に唆された少数派の所業にすぎず、ゆえに後楽園球場はいつも満員ではないかといった愚弄や、暴力的な国会運営にふれたとき、国民は大日本帝国の指導者のイメージを岸に重ねた。ありていに言えば、かつて岸のようなタイプの政治家、軍人、官僚が自身に都合よくつくり上げた「国策」に吸い寄せられ、あの戦争に行き着いたことを想起したのである。

だが、今また孫・アベが岸の弔い合戦で半世紀の怨念を晴らそうとしている。
それを許しているのはやはりあの60年安保における国民一般の怒りがその後の所得倍増路線で消えたことと、あの闘争を「左翼革命の前哨戦」だとか「市民運動」だと位置づけてしまい、軍事拒否の感情をしっかりと下部構造のナショナリズムに組み込まなかったことが、浮足立った反対・抵抗しかできない原因となっているのではないか、と保阪の言う所を敷衍して考える。
私たちの日常生活の規範や倫理観が、一指導者の自省なき国策で再び踏みにじられてたまるかと、「60年安保」という語は歴史上で囁きつづけているのではないだろうか。安倍の姿に岸を重ね、さらにその先に70年前の「あの日」をイメージすることは、隠居・僕にとってさえ、直感だけでなく思考の援けを要する。
だが記憶が薄れたことは歴史的事実そのものの存在が薄れたこととは異なる。
記憶が薄れるのをまって非人間的上部構造が蠢動・暴走する。
負けてたまるか!
「安倍は辞めろ」の旗を掲げよう。
saheiziさん、きちんと書いてくださり、ありがとうございます。
ぼくも、自分のブログに初めて政治的なことを書いたほど(速報)という形でしたが、ひとりひとりが、あらゆる形で「安倍にノー」を言わねば、後悔しますね。
ぼくも、自分のブログに初めて政治的なことを書いたほど(速報)という形でしたが、ひとりひとりが、あらゆる形で「安倍にノー」を言わねば、後悔しますね。
0
> LiberaJoyさん、おっしゃる通り、ノー!です、絶対に。
ciao saheiziさん
言葉がありません
どこまで日本を壊したら満足するのでしょうかね?
爺ちゃんの弔い合戦と言うよりも、彼が社会に報復しているかのような感じさえ受けます
これで ますます図に乗るでしょうね
これでも まだ支持率下がらないでしょうかね 、、溜
がっかりしたところで、さて、また立ち上がらないといけませんね
言葉がありません
どこまで日本を壊したら満足するのでしょうかね?
爺ちゃんの弔い合戦と言うよりも、彼が社会に報復しているかのような感じさえ受けます
これで ますます図に乗るでしょうね
これでも まだ支持率下がらないでしょうかね 、、溜
がっかりしたところで、さて、また立ち上がらないといけませんね
今日は朝から気がおもいです
気迫明晰な解説を感謝いたします。
真夜中に何度か目が覚めました。
東京の友人達からのメールが入り語りました。
これからを日本新生の歩みと捉えるよ(私たちで決めましたの)
大切な自由と尊い人生。愛する人々。。
絶対!あきらめない同盟。更に2名追加です。
真夜中に何度か目が覚めました。
東京の友人達からのメールが入り語りました。
これからを日本新生の歩みと捉えるよ(私たちで決めましたの)
大切な自由と尊い人生。愛する人々。。
絶対!あきらめない同盟。更に2名追加です。
47年前、樺美智子さんが亡くなったその6月15日に共謀罪強行採決を出来る神経を空恐ろしいものに思います。もうこれ以上好き放題させるわけには行きません。ノーと声を出す時が来たようです。
> cocomeritaさん、言葉がないことばっかりだね^^。
お坊ちゃまでもルサンチマンはあったってことか。
じりじりと下がりだした支持率、加計問題はもっと広がりそうだし、爺さんの二の舞になればいいと願ってます。
お坊ちゃまでもルサンチマンはあったってことか。
じりじりと下がりだした支持率、加計問題はもっと広がりそうだし、爺さんの二の舞になればいいと願ってます。
60年安保の時のようにならないかなぁと。
このまま終わらせたくないですね。
樺美智子さんが亡くなった時はまだ小学生でしたが、なんとなく記憶に残っています。後に彼女についての本を読みました。
"二人の美智子"という言葉が印象的でした。一人は当時の皇太子妃正田美智子さん、もう一人は樺美智子さん。6月15日という日付は全く忘れていました。
今回アベ及びその政権、与党を批判するばかりではなく、私たち国民も『数を与えるとこうなる』ということを肝に命じて行動しなくてはならないと思いました。
自分の子供も含め若い人達を見ていると、歴史教育をサボってきた結果もあるのかなぁと。あまりにも知らなさすぎます。
このまま終わらせたくないですね。
樺美智子さんが亡くなった時はまだ小学生でしたが、なんとなく記憶に残っています。後に彼女についての本を読みました。
"二人の美智子"という言葉が印象的でした。一人は当時の皇太子妃正田美智子さん、もう一人は樺美智子さん。6月15日という日付は全く忘れていました。
今回アベ及びその政権、与党を批判するばかりではなく、私たち国民も『数を与えるとこうなる』ということを肝に命じて行動しなくてはならないと思いました。
自分の子供も含め若い人達を見ていると、歴史教育をサボってきた結果もあるのかなぁと。あまりにも知らなさすぎます。
できることなら私も国会を取り囲みたいです。
で、具体的にどうしようか。NHKに電話?
で、具体的にどうしようか。NHKに電話?
> PochiPochi-2-sさん、権力の怖さを知らない人がほとんどになってしまったのではないでしょうか。
えらい人はなんだかんだ言ってもエライ、そんなに間違ったことをするはずがない。
権力側の方が間違ったことをしやすいのにね。
えらい人はなんだかんだ言ってもエライ、そんなに間違ったことをするはずがない。
権力側の方が間違ったことをしやすいのにね。
一瞬落胆のため息も出ましたが、がっくり来て諦めて黙ってしまうのは向こうの思う壺。怯まず今まで通り物申す国民であり続けます。
> j-garden-hirasatoさん、国会軽視じゃなくて無視、国民無視なんですね。
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
> 匿名さん、A級戦犯で死刑を免れてアメリカのお先棒を担いで、、。
by saheizi-inokori
| 2017-06-15 12:04
| 責任者を出せ!
|
Trackback
|
Comments(20)