母がいちばん可哀想 「文楽 仮名手本忠臣蔵」大序から六段目まで@国立劇場
2016年 12月 13日
ついでに美人の先生をひざまずかせて足の巻き爪をきれいにしてもらって200円。
薬屋が240円、これでは保険財政がひっ迫するはずだ、とはいえ各論としてはありがたい。
不治の病かも。
「通し狂言 仮名手本忠臣蔵」の文楽、先に見た人たちから体力的に大変な長時間観劇になるというので、早めに休んでトイレ管理など万全を期す(とはいえワクワクして夜中に何度も目が覚めたのだが)。
歌舞伎より義太夫の比重が大きいから、その表現は大仰であり、ここぞというところでは声を振り絞り、こちらの琴線をかき鳴らす。
悲しみの極で絶え入りそうな声を出す、その表情がすごい。
なるほど、女義太夫に夢中になった若者たちがいるというのもわかる。
歌舞伎のときより身に染みて同情の念が沸いた。
いろんなエピソードが伏線となり思いがけない悲劇につながっていく。
勘平の(自分が舅を殺してしまったという誤解に基づく)腹切りで第一部は終わり。
ついで第二部が20分後に始まるのだが、不治の病におかされている身としては一日おいて、14日に挑戦だ。
氣持ちはよぉ、わかるんやけど、
『病』とゆう言葉を使うのはのは如何なもんかと・・・・,思いました。
お会い出来ると好いなぁ。