日本は核兵器を持つべきだ、とエマニュエル・トッド「グローバリズム以後 アメリカ帝国主義の失墜と日本の運命」
2016年 12月 07日
ここかしこイエローカーペット。
近所の歯医者で作ってもらった義歯を見て「よくできてますよ。不具合に感じるのは、老化と義歯の劣化のせいでしょうがない。いつも歯を噛み合わせるのをやめるようにしてくれ」という。
ひょっとしてまた多額の費用と長い時間と歯医者恐怖症との闘いが始まるのかと憂鬱だったが、それが不要になったのでほっと一安心して、外に出ると、実はなにもよくはなっていない、これからも悪くなることは避けられないということに気がついて、少しまた憂鬱。
2年近く行ってなかった歯医者の(ちょっと美人の)看護師が「いつもオシャレですね」と言ってくれたことを思って銀杏散るビル街を歩く。
二子玉川の大きな蔦谷家電には置いてなかった本、たしかにこんな本を読むのは今や絶滅危惧種かもしれない。
本屋の窓の前に座って銀杏並木越しに電車を眺めながら本を読んでいる人たち(ただで)。
いいなあ、と思いつつもめったに座って休まない隠居なのだ。
銀座まで歩いて「フランフラン」の閉店セールでラックを買って表に出るともう日が暮れている。
①共同体的な信仰の喪失②高齢化③社会を分断する教育レベルの向上④女性の地位の向上「新石器時代以来の転換期」だとトッドはいう。
これらを合わせると、私たちはまったく新しい世界にいるということになるです。
人類学的な革命と言えるでしょう。
中東やISが問題であるより、欧米が問題だ。
日本の本当の問題は人口動態だ。
日本は中国の存在をチャンスととらえ中国に向き合って生きていかねばならない。
日本の文化は大きな不平等をも受け入れてしまう可能性をもっている。
核兵器は遍在こそが怖い、日本も持てばいい、日本が米国の攻撃性から逃れるために核を持つのならば、中国の対応はいささか異なってくる。etc.etc.
朝日選書
視点観点がおしゃれな方は外観だってそうなりますね saheijiさん!!
そんなジジイになりたい。もう、遅いか。